私もコレクションめっちゃほしい デミタスカップの愉しみ 9/14
渋谷区の松涛美術館に、デミタスカップの愉しみ展を見に行きました。
松涛、久しぶりだな……コロナでだいぶ閉まっていたからなぁ。
2015年にデミタス・コスモス展を見て以来、アンティークカップにはまっている私。当然見に行きました。
土日は入場予約が必要等言うので平日に行ったけれど、結構にぎわっていたよ。
一部のみ撮影可能。
コールポート 金プラチナ彩菊花紋カップ&ソーサー
かわいい。茶色でシックにまとめているけどレトロなお花柄がとてもかわいい。
柄が日本の家紋風だったり、形が円筒形ではなく複雑に波打っていたり、持ち手に白いジュールが打ってあったり。見どころが多いカップです。
そして内側がきれいな金色なのがいいよねぇ。わたし、内側が金ぴかなカップが欲しいんだよなぁ。
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サルヴィアーティ
ガラスのデミタスカップ。
ガラスのシリーズたくさんありました。チェコガラスが多かったけど、この作品はイタリア製とのこと。
薄い緑の地にクッキーのアイシングのように白い柄が描かれています。ハンドルはまるでタツノオトシゴみたい。
ガラスのカップは机に映る影も含めて愛でたいですよねぇ…
カール・クノール
薔薇の形のシリーズ。コーヒーポット、シュガーポット、デミタスカップ&ソーサーかな。
薔薇の花を模していてよくできているなぁと思うけれどコーヒーポットはなんかちょっと面白いことになっているw
形の面白いカップコーナーというのもありました。イチゴ型のカップとかあって面白かったよ。
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リチャード・ジノリ
こちらはパンフレットから。エジプトの副王が、完成記念に注文したシリーズだそうです。
確かにエジプト感ある!アール・デコらしさも強く、パステル調の色合いがかわいらしいです。持ち手が特にいいですよね。古代エジプトの王が持つ笏をデザインしたと思われます。リボンがついていて本当にかわいい。
歴史背景等はこちらのサイトに詳しいです。
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ロイヤル・ウースターの私が前から欲しいなぁと思ってた黒地の金彩植物文カップがあってめちゃくちゃうらやましかった。すっごーーーーーくほしかった。
ミニチュアカップコーナーにも君はロイヤルウースターだね?ってデザインのものがあって、1個だけ盗んでもいいよって言われたら上述のとこれとどっち盗もうか真剣に悩んだ(盗めないよ)
私が持ってるベリークの貝殻カップと同デザインのデミタスがあって、「フフフ、これは俺も持ってるぜぃ」って思った。(全然珍しいものではないです。ヤフオクにもいっぱいある)
ていうか家に帰ってから知ったのですが、これ、巡回展なんだね。
しかも他の会場では撮影可能だったんだね。
撮影してる方いるじゃん…めちゃめちゃうらやましい…
俺だって撮影したかったよぉ!!!
言い訳のティーカップ
お久しぶりです。
非常にお久しぶりです。なんとまぁ、6月以来の更新とは。
なんでこんなに更新していないかっていうと当然のこと、コロナですよ……
あんまり展示に行けていないからです。いや、正確には2,3個見てるけどあんまり好みじゃなかったりしてブログ書くほどでもないなぁってなってた。
そろそろ普通に展示見に行けるかなぁ。
というわけで久々の更新は、コレクション追加のお知らせです。
今回はカップ1個。
ミントンの鳥と花の描かれたティーカップです。
青いラインに唐草模様が黒いラインで描かれ、花のついた枝と、尾の長い鳥がメインで描かれています。鳥の種類わからないです。イマジナリー鳥かな。
お花のところ。実に私好みの、アールデコ時代のスタイリッシュだけどデザイン的すぎない素晴らしい柄です。
黒地プリントに手彩色ですね。
底に向けてすぼまってから少しだけ広がる、逆アールの輪郭が特に素晴らしいです。
メーカーはミントン。SINCLAIRってのはミントンにオリジナルデザインを発注したメーカーさんか何かでしょうか。"MINTONS SINCLAIR"で検索するとこの柄のものしか出てこないものだから。「シンクレアパターン」と称して、イーベイとかにたくさん出ています。
マーク的には1912~1950年。1925年にはこのパターンは終了していたとか、1923年頃のものだとかいう情報が出てきます。
だいたい私がこれめっちゃほしい!ってなるの、1920~30年代のイギリス製。好みがはっきりしている。
いや、普段はむやみやたらとコレクションを増やさないために、トリオしか買わないって決めているんですよ。決めているんだけどなんで買っちゃったかっていうと、これみてくださいよこれ。
めっちゃヒビ入ってるし茶渋こびりついてる。漂白したら茶渋は取れるかもだけど、ヒビになんか悪影響ありそうで怖くてできない。
そう、訳あり品なんですよ!
近所のアンティークショップの店頭(店の外だよ)に500円で積まれてたの!
たまたま前を通って、めちゃくちゃ好みのカップだなぁ、でもトリオじゃないししばらく増やさないって決めたしなぁと一度はスルーしたんだけど、やっぱり気になって仕方ないから買ってきた。
だって500円だもん、500円なら許されるって。
不穏の秘訣は渦巻き? 門坂 流 6/5
町田ゆかりの版画作家、門坂流の企画展示がやっていた。小笠原流とか二天一流みたいな流派の名前かな?とポスター見たとき思ったけど、カドサカ・リュウさんでした。
京都生まれで東京芸術大学で油絵を学び、町田にアトリエを構えてペン画・水彩画・銅版画を中心に創作活動を行ったそうです。
すごいうまい人、大学で学んだ学科と違う分野専攻しがち。
イラストレーターとしても活躍し、小説の挿絵なども担当していたそうだけど、和書は基本的に読まないからわかんないな…いや、避けてるわけじゃないんだけど世の中に本が多すぎて手が回らなくてさ…
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「蔦の絡まる教会」
この絵は自信がないけどどこかで見たことがある気がする…何かの挿絵に使われていたのだろうか。似た別の絵かもしれないけれど。
この人の作品も基本的に横線ですね。カナレットとは違って短い線だけれど。
蔦の部分が風で唸り、なんかクトゥルフ味のある世界観。ドア付近の金具もうねうねとしてなんか教会っぽさが薄い。ドアの向こうに何があるんだろうね。
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「蔓草」
42×68㎜という非常に小さな作品。でもめちゃ精密な作品。
蔓草の実の部分かな。ここに注目する?っていう。自室に飾っておきたくなるような作品。
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「梢」
不穏~めちゃくちゃ不穏~~
冬の空。葉の落ちた木の枝を下から見上げている。雨雲というほどではない薄い雲が渦巻いている。たったそれだけで何の物語性もないのに、なんでこんなに不穏なのだろうか。冷たく乾いた感じ。命が感じられないからだろうか。
渦、曲線、うねり。この辺がなんか不穏な感じがするんだな。ティム・バートンの映画もそうだし、私だけじゃなくて共通的なものなのだろうか。
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「『水の光景』早瀬」
こちらも曲線だけで構成されているのに、すごくさわやかな作品。
一版多色刷だそうです。原版に複数の色を乗せて刷ることでこんなグラデーションが生まれるんだね。
手前から奥へと吹き抜ける風。まぶしくて見えない川の上流。そこに何があるのかわからないのは先の「梢」と同じだけれど、こちらがあまりクトゥルフ味ないのは何だろうね。色?やっぱ色は大事なのかな。
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無料小展示ね~一応観とく?くらいのノリで入ったらめちゃくちゃカッコイイ作品群でびっくりした。得した気分。
でも能面が浮いてる作品とか、やっぱり全体的に不穏は不穏。
不穏好きだよな日本作家。私も好きです。
フォトジェは死語 #映える風景を探して 6/5
世田谷美術館に行こうとしたら予約が瞬殺ですべて埋まっていけなかった…
ので町田市立国際版画美術館。このご時世、予約なしで入れてくれるありがたいところです。
風景画の始まりから、グランドツアーや古代遺跡の発掘による”ピクチャレスク”な風景画が爆発的に人気となった時代を経、写真の登場により「記録複製媒体」としての役割を失った風景版画の行く末を追っています。
風景画はその性質上写実が求められるもので、だとしたら究極的には誰が描いても似たようなものになりそうなものなのだけれど、それでもやはり個性が強く出て面白いものです。
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レンブラント・ファン・レイン「三本の木」
エッチングで本人制作の模様(原画のみの場合はそう明記されるから)
一目見た瞬間、やっぱすげえな!って思います。力強さが違う。レンブラントらしくぐっと明暗のきいた画面。雲の様子や車線は雨を表しているのでしょうか、いい感じに画面が引き締まっています。
(下の方だけ黒いのはガラス面の反射)
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カナレット(アントニオ・カナル)「河岸の眺め」
これは京都人がとても気に入った絵。
カナレットって検索するとディズニーシーの情報がまず出てくる。彼の名を冠したレストランがディズニーシーのヴェネツィアン・ゴンドラの横にあってね。それは運河を描くことにかけて定評のあったこの画家の名前にちなんでいるんだよ。
風を感じるような繊細な描写。明暗のコントラスト、水面の映り込み。
京都人が何をそんなに気に行ったかというと、線だそうです。こういう線描で、横線は珍しいと。しかも1つのタッチが長く折り返しながら進んでいくのはなかなかないということでした。
なるほどねぇ(京都人は芸術家一家の出で、本人もリトグラフをやっていたことがあるんだとか)
一枚手に入らないかなぁというので軽く検索してみたけれど、油絵複製画は売ってるけど版画はポスターすら手に入らない。人気ないのかなぁ?
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デイヴィット・ロバーツ「エドフ神殿の柱廊式玄関部分」
リトグラフに手彩色だって。さすがにこの色は版画では出ないか。
すげえ。臨場感と圧倒的なリアリティ以前にめちゃくちゃにかっこいいし、見ていてすごいわくわくする。
討ち捨てられた砂漠の神殿の「発見」はこうやって行われたのだろうね。
現在はこうなっているみたいです。掘り起こしたのかな。スフィンクスがほとんど砂に埋もれてる絵とかもあったよ。掘り起こした砂はどこに行ったんだろうか。
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作者不詳「眼鏡絵 パリのブールヴァールグラン・カフェからパリ市貯水場付近を眺める」
眼鏡絵とは鏡とレンズを組み合わせた光学装置「のぞき眼鏡」を通してみることを前提として作られた版画です。
とのことですが、その肝心の覗き眼鏡がない。残念。
余談だけど、クロード・グラスが展示されてたけどだいぶ低い位置にあったからすごく見づらかったし、ステレオスコープの本体と対応した写真もあったのに、本体にセットされてなかったから立体視できなかった。なんでや。一枚くらいセットしてくれや。なんならレプリカでもいいから。
まあそういう仕掛け前提の絵だから絵単体で見てどうというやつではない。というか遠近法きつすぎておかしいんだけど、消失点が視界の中央に来るようにして見ると、立体感が急にワッてくるのが面白い。ぜひ試してみてほしい。
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ジェームズ・アボット・マクニール・ホイッスラー「『ヴェニス、12点のエッチング集』より ラグーナ(湾)」
今までとは打って変わってひどくシンプルな絵。
これは1880年の作品、写真が普及した後の作品だからです。報道として伝えるという使命から解放され、絵画芸術のように自由に描くことができるようになったのですね。
多分写真の普及で版画技師たちの仕事は大きく減っただろうけれど、こうやって新しい表現を得ることもできてよかったんだろうな。現場の職人たちは困っただろけど。
最低限の線で描かれた海の様子。船で働く人々や波の表現がシンプルに、でも正確に表現されていて、印象派のようです。これを見て最初に思い出したのが「印象・日の出」ああいう完璧な世界がここにある。特に海の部分がものすごく大胆で、自信がないとこの表現はできないなぁと思う。好き。
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すごくいい展示でした。やっぱり風景画は見ていてすごく気持ちがいいなぁと思う。
ターナーやブリューゲル、ミレーなどの大物作家の作品も多くて豪華でした。
おすすめ。
無料工芸展 5/2
何がゴールデンウィークだ畜生。2つ美術展予約してたのに緊急事態宣言で休館キャンセルだわ。
という悲しみを胸に事前に目をつけてたイベントで唯一開催されてたこれに行ってきました。
美術骨董ショー2021。サイトの作りがゼロ年代感漂ってるし、コロナで中止になるとも決行するとの案内もないので不安だったけど、まあ入場無料だし会場はちゃんとしたホテルだしとダメ元で行って見たらやってたよ。よかったね。
なかなか広い会場に沢山のショップが来ていてすごかったです。バンクシーとか伊藤若冲とか濤川惣助とかあった。ちなみに若冲はゆるふわ鶏の掛け軸で220万円だった。
他にも象牙の彫り物ですごいリアルな鳩があって欲しかったけど、流石に象牙の管理はできない以前にどうせ買える値段じゃないなって金額も確認してないよ。昔三井美術館でやってたデミタス・コスモスに出てたのと同じ、金地にターコイズのジュールがびっしりついてるカップもあってすごかった。
誰が買うんだろうなあ。いいなぁ。
普通に美術館行ったくらいの満足感がありました。来年も行きたい。
京都人がなんでだか買ってくれるというので購入。シャムロックという店から。
シェリーのクイーンアン、サンライズのデミタスカップ&ソーサーとティーカップトリオ。わかりにくいけど手前がデミタスです。
両方1927年イギリス製とのこと。
こっちがデミタス。すっかりまとまってます。
こっちが通常サイズ。河からの日の出なんでしょうな。
どちらもなかなか変わったデザインです。好き。
アンティークフェアに私の好きなこの年代のものがないなぁと呟いたら、京都人に「まだアンティークじゃないからね」って言われた。確かに。あと10年くらいしないとダメか。でもそしたら値段上がりそうだな…
ふわふわのモフモフがたくさん 渡辺省亭 欧米を魅了した花鳥画 4/16
藝大美術館でやっている 渡辺省亭展。迎賓館の七宝絵で有名な人ですね。
しかし「忘れられた天才」みたいな扱いになっててなんでや~って思った。
濤川惣助というあまりに有名な七宝作家の陰に隠れてしまった感じなのかね。いくら超絶技巧とはいえ下絵があるからこそだろうになぁ。
あと、帝展などに作品を全く出さず個人受注制作が中心だったことも後世に名前が残りにくい原因とのことでした。もったいな~って思うけれど、渡辺省亭自身はべつに仕事もあるし困らなかったんだろうな。本の挿絵の仕事とか、注文が多すぎて「請われて書きましたって添えてもいいなら描く」って条件つけたりしてたみたいだし。
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「牡丹に蝶の図」
メインビジュアル。やっぱすげえ。
全体としては日本画、それもしっかり本流の古典的なものなのだけれど、リアリティがすごい。
花のにじみの美しさは恐ろしいほどだし、後ろで散ってゆく花の諸行無常管、花弁の落ちる静かな時間経過表現も素晴らしい。
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「葡萄に鼠図」(部分)
鼠の作品がいくつかあってよかった。すごくふわふわでかわいい。
この作品もだけれど、基本的に動物はめっちゃ精密に写実表現がされている。まるでそこに生きているかのように。対して背景は伝統的日本画、むしろ水墨画のように表現され、稲妻のような茎の植物たちがデザインされている。
本物の動物が絵の中に迷い込んだようなファンタジーの世界を感じる。
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「鳥図(枝にとまる鳥)」
為ドガース君とありますが、印象派の巨匠ドガへプレゼントしたものだそうです。それもその場でさらさらっと描いたものなのだとか。
ちょっとしたデッサンでこれかよ~~~という気持ち。
他の絵みたいにすごい精密描写も良いですが、こういう勢いであっさり描かれたものも良いです。ポストカードなかったけど烏の絵とかめちゃくちゃよかった。
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会場入ってすぐのところに迎賓館の七宝絵の下絵が展示されていましたが、それが迎賓館の壁を模した掲示になっていて雰囲気つかめてすごくよかったです。ちなみにその絵はこれで下絵か?てくらい容赦ない描きこみで、普通の一枚絵作品くらいの緻密さだった。これを七宝にできるんか?っていう挑戦状みたいな。でもそれをちゃんと絵画と見まごう精度で仕上げてくる濤川惣助も化け物だなって思った。
印象に残ったのはこちらのサイトにもあるヒラメ図です。
古今東西、ヒラメのこのポーズ描こうと思った人おる?ていうかヒラメって生涯でこのポーズ撮ることあるの??
半分くらい入れ替わるみたいだから後期も行ってもいいかもな。
超ボリューム アーティゾン新収蔵作品展示4/15
アーティゾンミュージアムのSTEPS AHEAD: Recent Acquisitions 新収蔵作品展示に行ったよ。といっても全部が新収蔵作品というわけではなく旧蔵品もあるけれど。
しかしボリュームがすごい。作品リストが16ページだぜ?撮影可能だからモバイルバッテリー持って行ったほうがいいよ。私これで充電カラになってスマホ依存症禁断症状で死ぬかと思った。
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イサム・ノグチ「魚の頭 No2」
今度東京都美術館でイサムノグチやるよね。ちょっと楽しみにしている。
石のかたちを生かして、元のままの岩肌を保っているところ、鑿の跡が残るところとツルツルに磨き上げたところ(この角度じゃ見えないな)があって面白い作品。彼の彫刻にしてはツルツル部分がだいぶ少ない。
穿たれた穴のところが眼窩なのだろうか。上から見ると全体が体をくねらせた魚の形のようにも見える。ずっと見てると手前の出っ張ったところがヒレで左側が頭なんか名?とも思うし。
魚の頭を彫ろうと思って作ったのか、できたものに名前を付けたのかどっちなのかな。
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マン・レイ「アストロラーベ(天体観測器)」
これは観測器なので、中央の覗き窓からのぞくのが正しい見方なんだそうです。
なので裏から見てみた。横に渡された枝の上にある小さなガラス。そこからのぞき込むらしい。
なるほどわからんだし、このダダイズム特集の部屋にあるマン・レイの作品なのだから、わからんのが正解なのだ。
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アルベール・グレーズ「手袋をした女」
わからんといえばこれもまあまあわからんくてじっくり見てしまった。
タイトルは「手袋をした女」だし解説に「大きな手袋をした女性の姿を認めることができる」ってキッパリ書いてあったんだけど…どれが手袋?
中央の茶色いパーツが上向きのミトンなのかな?
ぽかんとした女性の顔。ステゴサウルスみたいなギザギザ。全体的に歯車の機構のようでリズムが良い作品です。
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田中 信太朗「Heliotrope 2008」
これはいいですね!
すごく大きな絵。一面に緑色のごつごつした、ライムの皮のような質感が表現されています。画面全体から光り輝くようで、こういう美術館とかホテルのロビーとか広くてすっきりした場所に置くと本当に良さが引き立ちます。
ヘリオトロープって花の名前らしいけれど、別に緑色の花なわけじゃないんだよね。中央の部分が花芯というわけでもなさそう。
月の表面みたいにも見える。何を描いたというわけでもないのかな。
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見どころがすごくたくさんあってよかったです。
デュシャンのトランクの箱がいくつかあって私も欲しいな!って思った。跡見ろが結構あったし、白髪一雄も見れた。キュビズム多かったなって印象。
9月までずっと同じ展示やってるみたいだからぜひ見に行くとよいと思う。