へんてこりんこりん 特別展アリス
特別展アリスに行ってきました。
去年、イギリスのV&A美術館で開催されていた展示の巡回展です。
ツイッターで現地のレポを見ていてすっごくうらやましかったのですが、ついに日本にやってきた!というので楽しみにしていたんですが……開催が森美術館ということで、どうにもこことは趣味が合わなくて不安だったんですが……
やっぱり森美術館とは気が合わないなぁ!という結論になりました。あーあ。
森美術館と合わないのか、V&Aの時点で好みではなかったのか。
まず、写真撮影についてなんですが、「撮影可能だが、著作権保護のために接写禁止」でした。まあ確かに納得できるルールだね。
「撮影するには接写しないように3点以上を同一画面に入れる事」とあるけど「その際撮影禁止作品は含まないこと」という当然のルールと両立させるのが結構難しくて。
どうせ図録買うからいいやとほとんど撮影せずに見てきました。
なので図録の写真を出すのもアウトだろうなーということで今回は会場で撮ったものそのまんまで。人が映り込まない写真も難しかったので雰囲気だけね。
順路を示すマークがウサギの足跡になってるけど写真を撮り忘れた愚かさ
涙の海から長い尾はなしくらいまでのインスタレーション動画
ダリの描くアリス
テニエルの原画や校正刷、キャロルやテニエルの細かい指示書なんか見れて楽しかった。
反面、楽しみにしてた新規インスタレーションは森ビルの出してる広告がほぼ全てでもう少しサプライズくれよと思った。
現代作家によるアリス解釈は、特に登場人物全てを黒人で表現した写真はパワフルで素晴らしいと思ったけど、舞台等の衣装展示はごちゃごちゃ押し込まれてて見辛く残念だった。
あんまり個々の展示物についてどうこうというより展示全体の感想になっちゃうけどそんな感じかなー。
惜しい展示であった。
あと、来てる人がほぼ10代後半〜20代前半女性だったよ。オバさんは俺だけであった!