東京国立近代美術館
常設展のミニコーナーです。 www.momat.go.jp 男性彫刻・コレクションによる小企画。まあ、さらっと。 --- 朝倉 文夫「山から来た男」 優雅なポーズを崩す傾いた頭。頭部と体がなんか釣り合っていないような、とってつけたような感じがある。マタギをモデル…
近代美術館の所蔵品展。 小杉 放菴(未醒)「椿」 猫めっちゃくちゃかわいい、超リアル。1937年の作品だというけれど、その頃にもう日本にはアメリカン・ショートヘアーがいたのだろうか。もふもふの毛並みが触りたいほど見事に表現されていて、デコラティブ…
国立近代美術館に行ってきた。なぜならルドンがいるから! www.momat.go.jp というわけで眠り展。「眠り」をテーマにした展示ですが、すごくおもしろかった。まず会場のデザインがかっこいいし、「眠り」自体を多角的にとらえていてよかった。 序章 目を閉じ…
竹橋駅を出て皇居を左手に国立近代美術館本館を超えて10分ほど歩くと、首都高の入り口側にかっちょいいレンガ造りの近代建築がある。それが国立近代美術館工芸館だ。とてもマイナーな施設である。 www.momat.go.jp しかしこの工芸館という施設、というかシス…
国立近代美術館の所蔵品展。別料金で鏑木清方展も見れたけど写真不可だしパンフ品切れだし、何より「表現きれいで細かいねぇ」以上心に響かないので割愛。www.momat.go.jp --- 松井 康生「練上嘯裂文茜手大壺」 練上:色の異なる土を組み合わせて模様を表す…
久々の近代美術館。 www.momat.go.jp 企画展のテーマは「窓」ですが、そこまで厳密なものでもないようです。窓を表現した作品、窓を思わせる作品、窓から想起した作品、主題ではないけれど窓が一応含まれる作品。そういうのだけでなく、「窓じゃないけど窓っ…
なんだか最近明治工芸がブームである。ここ2年くらいやたら展示を見る気がする。今回は竹橋の東京国立近代美術館工芸館。近代美術館は駅近だけど、工芸館はやたら歩くぞ。気をつけろ。つらい。 www.momat.go.jp やっすい。所蔵品展にしても安すぎる。自宅か…
仕事から帰る時、通勤路にいつもカーテンを開けている家がある。夜なので中がよく見える。部屋の壁に、トーマス・フルのポストカードが飾られている。ポートレイト、下のサムネに出てくる奴だ。それを見るたびに私はルフの写真をカードにすることに何の意味…