言い訳のティーカップ
お久しぶりです。
非常にお久しぶりです。なんとまぁ、6月以来の更新とは。
なんでこんなに更新していないかっていうと当然のこと、コロナですよ……
あんまり展示に行けていないからです。いや、正確には2,3個見てるけどあんまり好みじゃなかったりしてブログ書くほどでもないなぁってなってた。
そろそろ普通に展示見に行けるかなぁ。
というわけで久々の更新は、コレクション追加のお知らせです。
今回はカップ1個。
ミントンの鳥と花の描かれたティーカップです。
青いラインに唐草模様が黒いラインで描かれ、花のついた枝と、尾の長い鳥がメインで描かれています。鳥の種類わからないです。イマジナリー鳥かな。
お花のところ。実に私好みの、アールデコ時代のスタイリッシュだけどデザイン的すぎない素晴らしい柄です。
黒地プリントに手彩色ですね。
底に向けてすぼまってから少しだけ広がる、逆アールの輪郭が特に素晴らしいです。
メーカーはミントン。SINCLAIRってのはミントンにオリジナルデザインを発注したメーカーさんか何かでしょうか。"MINTONS SINCLAIR"で検索するとこの柄のものしか出てこないものだから。「シンクレアパターン」と称して、イーベイとかにたくさん出ています。
マーク的には1912~1950年。1925年にはこのパターンは終了していたとか、1923年頃のものだとかいう情報が出てきます。
だいたい私がこれめっちゃほしい!ってなるの、1920~30年代のイギリス製。好みがはっきりしている。
いや、普段はむやみやたらとコレクションを増やさないために、トリオしか買わないって決めているんですよ。決めているんだけどなんで買っちゃったかっていうと、これみてくださいよこれ。
めっちゃヒビ入ってるし茶渋こびりついてる。漂白したら茶渋は取れるかもだけど、ヒビになんか悪影響ありそうで怖くてできない。
そう、訳あり品なんですよ!
近所のアンティークショップの店頭(店の外だよ)に500円で積まれてたの!
たまたま前を通って、めちゃくちゃ好みのカップだなぁ、でもトリオじゃないししばらく増やさないって決めたしなぁと一度はスルーしたんだけど、やっぱり気になって仕方ないから買ってきた。
だって500円だもん、500円なら許されるって。