人の金で美術館に行きたい+読

美術館に行った話とか猫の話とかします。美術館に呼んでほしい。あと濫読の記録。




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可愛いのが勝ち みなぎコレクション

理屈はいい。これを見ろ。

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かわいい…

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めっちゃかわいい……

 

というわけで改めて。

ロイヤルクラウンダービー デミタスカップ&ソーサー チャイニーズバード

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クジャクのような鳳凰のような。濃いピンクに白く浮き上がる鳥がかわいらしいです。
コーヒーカップのような直線的なデザインに対して縁のなみなみがかわいい。持ち手のラインが全体のデザインをスタイリッシュに締めていてとてもいい。
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バックスタンプは1890年~1940年のもの、その中でもおそらく1921年以降のもの。購入時の説明では1921年~1965年。
ただ、なんでかわからないけどロイヤルクラウンダービーのバックスタンプに関する日本語の情報が全然ネットにないんですよね。…なんでなんだ…人気ないのかなぁ。

何とか見つけたのはこのサイトくらい。

DerbyMk

Derby Marks and Dating Royal Crown Derby Porcelain -

このサイトが英語だけど詳しい。

Date Ciphers and Factory Marks — RCD Collections

MADE IN ENGLANDの下、1941年のマークっぽい。

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MADE FORのニーマン・マーカスってのはアメリカのデパートのようです。「伊勢丹限定デザイン」みたいなノリかな。

ニーマン・マーカス - Wikipedia

なんと6色展開されていたとか。水色とかほしいなぁ。

A set of six Royal Crown Derby Chinese Bird pattern harlequin coffee cans and saucers

 

ロイヤルクラウンダービー デミタスカップアンドソーサー 蔓草紋、KENDALシリーズ

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チャイニーズバードより淡い色合い。ティーカップのように丸みを帯びた形。レース模様のような柄。かわいいねぇ。少女趣味ですが、かわいい。

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年代はこちらもはっきりとはわかりませんが、販売時説明は1921年~1965年のものとのこと。
カップの底にあるのは丸に中点、1925年のマークだけど、レジストリナンバーは839285て書いてある気がする。だとしたら1942年?
まぁ、さっきのと同年代ですね。あんまり細かいところを気にしてもわからないんだから、1925年って思っていたほうが楽しいかも。

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番号はA790。色番号は791では?と思いますが、最後の数字は0だよね?

この草模様がKENDALというシリーズなのでしょうか。画像検索するとたくさん出てきます。緑とかとてもかわいい。欲しい。

 

rcdcollections.com

【ネタバレ感想】クラインの壺

書籍データ

  • タイトル:クラインの壺
  • 作者:岡嶋 二人
  • お勧め度:★★★★★★


今日の猫

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踏みなさんな

ある日青年はゲーム会社から、かつて自分が書いて別の会社に応募したシナリオを使ってゲームを作成したいとの連絡を受ける。かなり長い間待たされた結果、出来上がったのは視覚や聴覚だけでなく嗅覚、味覚、触覚まで完全に現実を再現したバーチャルリアリティーのゲームだった。
アルバイトの女性も加わってテストプレイヤーとしてゲームをプレイする青年は、ゲーム機の中から「引き返せ」という謎の声を聴く。異様に秘密主義のゲーム会社の中では徐々に奇妙な出来事が起こるようになり…

 

再読本。何度読んでもめっちゃ面白い。
1989年発表ということなのでちょうど30年前の本。さすがにVRを体験する機会は時代遅れというかいくら何でも仰々しいなぁと思うし、巨大すぎるだろう。今だったらレディ・プレイヤー1みたいに全身スーツ+ヘッドギアでできそうだし、何より「脳に直接作用」という設定ならヘッドギアだけでできそうな気がする。
しかしまぁそんなことを言ったら「彼女の部屋には電話がない」「留守番電話を買う」というのだって現代ならスマホ買えよってなるのだから、それほどの違和感でもないと思う。なにより、そんなことを吹き飛ばすストーリーの面白さがこの本にはある。
VRをテーマにした創作では一番じゃないかな。

流されがたの主人公はそれほど魅力がない、というか意図的に個性を消されているようで、それが読んでいて自分との乖離が少ないというか、この本自体がVR体験のようで面白い。ヒロインが二人出てくるのだがちょっとキャラがかぶっている。(まぁギャルゲーじゃないんだから気にすることでもないのだろうが)ヒロインはかなり魅力的だ。

非常に面白い話だからみんな読めばいいと思う。

 

【ネタバレ感想】レモン畑の吸血鬼

書籍データ

  • タイトル:レモン畑の吸血鬼
  • 作者:カレン・ラッセ
  • 訳者: 松田 青子 
  • お勧め度:★★★★


今日の猫

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 収録タイトル

レモン畑の吸血鬼

レモン畑に住み着いている老人は、吸血鬼だった。
かつては人間が信じる姿のまま闇に生きていた彼は、ある日同属の女性と出会い、恋に落ちる。彼女から所謂吸血鬼伝説は嘘であること、日光も十字架もニンニクも自分たちに危害を加えられないこと、そして吸血は自分たちの飢えを癒さないことに気づかされる。
とある町の教会で名物となっているレモンが自分たちの飢えを癒してくれることに気づいた二人はそこに住み着くが…

お国のための糸繰り

明治時代の日本では、国を挙げての産業として製糸工場へ徐行として娘たちが集められていた。その中でも「最先端」の工場では、女工たちは不思議なお茶を飲まされ、指先から糸の出る体に作り替えられていた…

一九七九年、カモメ軍団、ストロング・ビーチを襲う

医療機関で働く母親を持つ少年。ある日母親の医療機関の窓のねじが緩んでいたことによる事故が起き、管理責任を取られた彼女は仕事を首になる。ショックでひきこもる母親。とうの昔に離婚した父親にはあったこともなく、金銭的問題から大学進学も難しくなる。
そんな時少年は、カモメたちが人の人生を少しずつ盗んでいることに気づく。

証明

西部開拓時代、自分たちが開拓した土地の所有権を公的に認められるためには開墾した土地、住んでいる人、そして窓ガラスのはまった住居を監査官に示すこと必要だった。しかしその監査官はいつまでもやってこず、高価な窓ガラスの買える家はほとんどない。
しかしある日ついに、監査官がやってくるという噂を聞き、少年は窓ガラスをもって馬を走らせる。

任期終わりの廏

とある牧場の厩にいる馬たちの半分は、アメリカ大統領の生まれ変わりだ。なぜそうなっているかもわからない元大統領達は、権力欲から逃れられずに厩の鶏や羊の「支持」を得て「政権」をとろうと必死になっている。
しかし一人の元大統領はそんなことに興味を示さずに…

ダグバート・シャックルトンの南極観戦注意事項

南極で行われる「食物連鎖対戦」、クジラ対オキアミ戦の最高にイカした観戦方法について

帰還兵

女性マッサージ師のもとに、イラクからの帰還兵がやってくる。彼の背中には同僚が自分のミスで死んだ日の様子が見事なタトゥーで一面に彫られていた。
その日の記憶に苦しむ帰還兵を癒そうとするうち、彼女は自分がタトゥーの中の世界、彼の記憶の中の「その日」に干渉できることに気づく。

エリック・ミューティスの墓なし人形

不良少年とその仲間たちは、いつものたまり場、崖の上の木に案山子が括り付けられていることに気づく。その顔は去年彼らがいじめていていつの間にか学校に来なくなった少年エリック・ミューティスによく似ていた。
その案山子を崖の下に投げ捨てた不良少年たちは…

全体感想

おもしろかった。不思議な話が淡々と進んでいく。
物語の雰囲気が「大きな鳥にさらわれないよう」に似ている。

全て喪失の話だ。人生を少し喪失した人たちが、嘆くでもなく抗うわけでもなくたんたんと生きている。けれど最後には少し希望のある話だ。
どれも人外というか不思議な生き物が出てくるけれど、ホラーではない。
カラスの話が好き。

虫は嫌い。 遠藤 薫展 9/8

www.shiseidogroup.jp

 

「近年亡くなった誰かのおばあちゃんの刺繍画/ミレー『落穂拾い』」

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タイトルが……タイトルが重い……

これだけ写真を失敗したので、カタログ写真です。
パット見何なのかもわからないほどすり切れた刺繍画。ゴブラン織りにも見える。

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 「戦前のども着物」「Handkerchief」「Uesu」他


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 パット見た時の印象なんだけど、昇天する子供を皆で崇め祈っているように見える。
宗教染みたものを感じる。手前の布たちが両脇で吊られているから、こう手を挙げているように見える。

アジアの各地方で実際に使われていた布の上に、蚕を這わせたものだそうです。
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だからよく見ると、繭がある。実はわたくし、虫大嫌いであります…制作風景想像すると相当きつい。
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この黄色いのとか、ぎゃああってなる。
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「染色の道具」

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いろいろと集められた染色道具たち。何気にまた蚕の繭があってうぎゃってなる。
こないだちょうど人間が蚕に変身させられる物語を読んだばかりなんですよね…虫苦手。

1個目の作品もそうですけど、なんかこういうそれっぽいものを集めて展示しただけって現代アートに多いですよね。
率直に言ってあんま好きじゃないなぁと思う。
どうしてもやるなら、それこそデュシャンの泉みたいに全く新しい文法を示してほしい。でないと「ただ置いただけ」だし、なんなら「これあなたの作品じゃなくて他の人の作品ですよね」ってなる。

好みに合わなかった。

この本は面白いからおすすめ。

【ネタバレ感想】八月の暑さのなかで

書籍データ

  • タイトル:八月の暑さのなかで
  • 作者:ロード・ダイセイニ他
  • 訳者: 金原瑞人
  • お勧め度:★★★

収録タイトル

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エドガー・アラン・ポー原作/金原瑞人翻案
「こまっちゃった」

ある日学校で「恐怖小説を書くように」という宿題を出された少女は、題材を求めて地元の田舎町を探索する。古い時計台にたどり着いた彼女は…

 

W・F・ハーヴィー「八月の暑さのなかで」

【ネタばれ感想】怪奇小説傑作集 1 英米編 - 人の金で美術館に行きたい+読

と同じ話。

 

サキ「開け放たれた窓」

神経症を患う男性は療養のため田舎の親せきの家を訪ねていた。
親戚の手が空かないので待っていると、その家の少女が十月になるというのに窓が開け放たれている恐ろしい理由を語りだす。

リチャード・ミドルトン「ブライトンへいく途中で」

職にあぶれ家もない男は、少しでも働き口の多い町へ行こうとブライトンへの道を歩いている。雪の夜道芝式を失っていた男は意識を取り戻し、また道を進む。そこにやせこけた少年が現れ、孤独をいやすためにともに歩いてほしいと頼まれる。

ロード・ダンセイニ「谷の幽霊」

田舎の美しい風景の中を散歩していた男は、川面に霧の柱が一本立っているのに気づく。不審に思って近づくと、柱は自分が幽霊であると語り始める。

レノックス・ロビンスン「顔」

とある崖の下に、光の加減で人の顔のように見える泉がある。水草が髪のように地形がまるで閉じた瞳や鼻筋のように。子供のころから誰にも言わずそれを見つめ続けていた少年は、大人になったある日、その泉の顔にそっくりな女性と出会う。

E・M・デラフィールド「もどってきたソフィ・メイソン」

フランスのとある一家は子供たちの子守として若い身寄りのほとんどないイギリス人女性、ソフィを雇っていた。ある夏、フランス人夫婦は仕事で忙しく、子供たちと子守女性だけで別荘へと避暑に出かけた。そこで子守女性は地元のあまり柄の良くない青年と恋に落ちてしまう。
雇い主である夫婦にそれがばれて不道徳だと責められ、別れさせられた子守女性はしかしすでに妊娠しており、元恋人へと助けを求めるが…

フレドリック・ブラウン「後ろから声が」

サーカスの砲弾男の仕事は、大砲の中に入って打ち上げられ、観覧車を跳び越す大ジャンプを見せること。彼はその日の朝妻と酷い言い争いをし、気分がふさいでいた。もういっそ別れてしまおうと自分の持ち物をすべて家に残し、書置きをして最後の仕事に出かける。衣装に着替え、大砲の音に耐えるために耳栓をし、もうここには戻るまいと彼は心に決めて…

L・P・ハートリー「ポドロ島」

男性は友人の妻と無人島に遊びに行くことにする。船頭を雇い小舟で出かけた彼らは、島で子猫を見つける。こんなところに一匹でいるのはかわいそうだと連れ帰ろうとする友人の妻だが、なかなか猫を捕まえることができない。ついには「ここで飢え死にするくらいなら一息に殺してあげたほうが猫のためだ」と言い出し、真剣に猫の命を狙い始める。彼女は一人島に上陸し…

フランク・グルーバー「十三階」

探検家の男性は、僻地への探検準備のためデパートに蒸留器を買いに行く。方々探したが売っている店が見つからず、「ボナンザにないものは、どこにもない」というキャッチコピーのその店だけが頼みの綱だった。
エレベーターボーイに蒸留器を探していると伝えると、彼は十三階へと探検家を案内する。そのフロアではなぜか皆が禁酒法時代の話をしていて…

ロアルド・ダール「お願い」

少年は家の中で一人遊びをしていた。カーペットの赤い部分は溶岩、黒いところは毒蛇、黄色いところだけが安全地帯。そう見立てて廊下の端まで渡り切ろうとする少年は…

ジェイムズ・レイヴァー「だれかが呼んだ」

ある屋敷に招かれた人々。家主が「この家には幽霊が出る」と言い出した。古くてよい家の、それも一番いい部屋に幽霊が出るのは別段不思議なことではないという。しかしその部屋に泊まっている女性は怖がりで…

ローズマリー・ティンパリ「ハリー」

子供のできない夫婦は女の子を養子にとった。もうすぐ小学校へ通い始める年齢の女の子は、誰もいないはずの庭に「ハリー」というお兄ちゃんがいるという。想像上の友達を作り出すのは自然なことだといわれても、養母は不安感をぬぐえないでいる。

 全体感想

悲しい話が多いです。「恐怖と性は切り離せない」と書かれた文章を読んだことがある(レベッカ・ポールソンのお告げ―13の恐怖とエロスの物語 )けれど、私はそうは思わない。

本当に恐怖と切り離せないのは「悲しみ」ではないかなぁ。

 

エドガー・アラン・ポー原作「こまっちゃった」は翻案と書いてあるので嫌な予感がしていたが、本当に酷い文だった。「とってもス・テ・キ」だの「だれにもナ・イ・ショ」だのいってんじゃねぇよ!時代錯誤のネカマがぶりっこしてる。気持ち悪い。
しかしなぜ翻案したかがあとがきによると「原作がつまらないから」であって、これよりさらにダメかと思うと原作読む気もしない…

ローズマリー・ティンパリの「ハリー」が一番つらいなぁと思う。こんなことが起きたら耐えられない。

レノックス・ロビンスンの「顔」、どこかで読んだ気がする。こんなSFあったよね?タイトルが思い出せない。

ロアルド・ダールの「お願い」は再読なのだけれど、すごくハラハラしてしまう。描き方がうまいので、つい引き込まれて緊張しながら読んでしまうのだ。

L・P・ハートリー「ポドロ島」が一番怖いかもしれない。優しい奥さんが豹変するところ、もともとこういう性格なのか島の影響のせいなのか。ちょっとご都合主義なところがあり、作者も自覚しているのか言い訳がましいことを言ってはいるが、まぁ許せる程度。

面白い話は多かったけど、1つ目の翻案が本当にダメ。つまらないならこねくり回さずに潔く切り捨てればいいのに。

 

反省サル みなぎコレクション

これもヤフオクで買った。例の意地悪代で買ったった。たぶん京都人は存在に気づいていない。

EMサンドデザインのアニマルカトラリーレスト

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年代は不明だし、EMサンドというのが何なのかもわからない。デザイナー名なのか、メーカー名なのか。
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造形はかなり良くできている。銀メッキとのことだが、銀は完全に剥げてます。
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中空だった。飾るのにはいいけど、実用はためらわれるコンディション。

物自体はデザインがいいんだけど、これに関してはちょっとだけ反省している。
カップしか集めないって決めてたのになぁ。しかも、めっちゃ気に入ってどうしても欲しくてというより、なんか品の割に安く手に入るからって理由で買ってしまった。
駄目だよねぇ、値段を理由に買い物しちゃあ。
物自体はとても良いし、お買い得だし、特にジャガー(?)の造形は気に入っているのだけれど、購入方法についてはオークションで熱くなりすぎたなと反省です。

次に意地悪代を徴収すると決めたら、ちゃんと死ぬほど欲しいものが出るまで待つ。

意地悪代で買った みなぎコレクション

パーフェクト私事なんですけどね、ある日の京都人が非常に意地悪だったのです。
「絶対に怒らないから悪いところを言ってほしい」と言われたので指摘したらめっちゃ長時間怒り続けるっていう非常に意地悪野郎だったんですよ。「怒らないとは言ったがそれは事実を指摘された時のことであって、事実誤認なら怒らないとは言ってない」「なお、事実かどうかは僕が決める」「そもそも大きな声を出してきつい言い方をしているだけで、僕は冷静なのだから怒ってはいない」っていうパーフェクト京都人が悪い案件だったんですよ。「怒らない」って約束したらどんだけ理不尽だろうがぐっとこらえろよできないならそんな約束すんなよって話ですよ。京都人唯一にして最大の欠点はこのマイルール野郎なところなんですよ。
というわけで非常にむかついたので、ヤフオクカップを買った。お小遣いじゃなくて、家計で買った。むかついたのでいいと思った。

 

ロイヤルドルトンアールデコ様式エナメル彩草木紋のトリオ

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すごい変わった柄のカップですね。金色の使い方などアール・デコの特徴をよく表しているけど、子供の描いたような絵といえないこともない。

www.chinafinders.com.au

購入時の説明には1920年と説明がありましたが、このサイトによるとVナンバーの1112は1931年製とある。スタンプはB.9ぽいですね。1923年以降に作成されたのは間違いないようです。

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すごくかわいいし、とてもゴージャスで良い品です。