ユーモラスさに騙されるな GGGいきることばつむぐいのち 10/20
資生堂ギャラリーとポーラミュージアムアネックスの間にあるのはGGGなので当然寄る。
永井一正は日本のグラフィックデザイナー。TEPCOやMUFGのロゴを作った人だそうだ。すげー、大物じゃん。
今回は彼の出した本、「いきることば つむぐいのち」からの展示のようだ。
入った途端これだもん、スゲーよ。
暗い森の中、本に使われたであろう言葉と、異形の生き物たちがこちらを窺っている。
ポスターのヤギ?を見て絵本の展示かな★とか能天気なことを考えながら行くとその迫力に圧倒される。こちらとは交わらない世界の夜の狂気。
このウサギの絵が好きです。
ウサギなのか何なのか、よくわからないところも含めて。
あれ、てかこれ耳を上、花を左にしたウサギの横顔だと思ってたけど、もしかして右が頭頂部の何かの正面顔を半分に切ったもの?そうっぽいな、だとしたら下にある謎の円はこの生き物の左目だ。左目だけなんであるのとかすごい落ち着かなくて怖いけれど、それがまた目が離せないような魅力がある。
子供は泣きそう。
GGGはタイポグラフィとかの表示のほうが多いけれど、たまにこういうものすごい圧倒的なビジュアルで殴ってくるからマジ油断ならないなと思う。
特に予約もなく行けるから、ふらっと言って打ちのめされるといい。
地下で見れる動画も迫力やばいよ。