広告デザインは庶民の味方 日本のアートディレクション展GGG 11/9
銀座でギャルリーためながに行きたかったのだけれど、客ゼロで入口に店員がドアをふさぐように立っててさ。一応画廊だけど僕ここで売ってる絵を買う金ないから100%客じゃないんだよなと思うとちょっと入れなかった……悲しい……お金欲しい……
そんな悲しみの銀座でも、GGGは無料で優しい。
今回は広告の大賞受賞作ということで、タイトルはない。そして今までGGGで展示されていたものとの重複も多い。
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佐藤 卓「PLEATS PLEASE SEA 翼の王国」
全体にプリーツの入った不思議な服ブランド、イッセイミヤケのPLEATS PLEASE広告。
海の生き物シリーズで可愛いし、製品の特性を良く表していてイメージしやすい。
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新村 則人「無印良品キャンプ場」
「神の工作でキャンプ場を表現する」ということで、エコな無印のイメージをもとに捨てられた段ボールを利用して作成したものだそうです。これ、色塗ってるんじゃなくてもともと色付きの段ボールを数か月がかりで集めたのだとか。
え~これがエコな再利用段ボールなのか新品なのか侯国見てる人にわかんなくない?無駄な労力じゃない?って思っちゃうけど、企業広告ってそういうものなんだろうな。
ピントの合わせ方が秀逸で面白い効果になっていると思う。
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渋谷 克彦「資生堂広告」
解説が何もなくてよくわからなかったのだけれど、資生堂のロゴをベースとした時計デザイン、かな?
リズミカルでかわいらしいし、元のデザインを生かしてスタイリッシュに仕上がっている。かっこいい。
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槇原 亮輔「iwaigami」
紙袋と封筒?のセット。「祝い紙」という名前だけで特にコンセプトとかは明示されていないのだけれど、白地に赤で折り鶴の展開図が描かれている。
紅白→折り鶴→慶事というイメージなのだろう。ハイコンテクストだな!日本以外では通じないな!って思った。
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もっとデザインコンセプトとか教えてくれたらいいのになぁと思う。面白かった。