上野イチ美麗建物 表慶館 10/3
表慶館!表慶館!!!表慶館についに行ってきたぞおおおおおおおお!!!!!
https://www.obayashi.co.jp/thinking/detail/back006.html
いやマジ何年ぶりだろう、ちょっとわからないくらい久しぶりです。
表慶館というのは上野のトーハク、東京国立博物館の一部です。
明治33年(1900)
、皇太子(後の大正天皇)のご成婚を記念して計画され、明治42年(1909)に開館した、日本ではじめての本格的な美術館です。設計は、J.コンドルの弟子で、東宮御所(現在の迎賓館)なども手がけた宮廷建築家の片山東熊。中央と左右に美しいドーム屋根をいただき、上層部の外壁面には製図用具、工具、楽器などをモチーフにしたレリーフがあります。明治末期の洋風建築を代表する建物として昭和53年(1978)、重要文化財に指定されました。
という非常に美しい建物なのですが、ここ数年ずっと、ずーっと招待制のカルティエ展に占領されていましてね。
なんで中が見れんのじゃ!金か?カルティエで物を買わないから悪いのか?金の亡者どもめ!!!!と臍をかみ続けていたのですが、今年はなんでだか普通に展示をやってくれました。
多分だけど、コロナでカルティエが日本に来れなくなったからじゃないかね。
いや、まれに普通には入れる瞬間もあったらしいけど、そんなレアケースにうまく遭遇できなかった。今回は本気で久々にこれてよかった。ラブ、表慶館。
入り口には狛犬よろしく、二頭の青銅製ライオンが鎮座しています。両方オスだね。
入って天井ドーン!美しい!!!
絵画、音楽、軍事、農業党のモチーフが天井ドームに描かれています。富国強兵、文化資本レベルの高い国家的な意味かな?
床はタイル張り。とはいえタイルが見れるのはこの玄関ホールだけで、展示室はすっかり白い床材を上に張り巡らせていました。
昔はどうだったかなぁ…木の床に木枠のガラスケースが置かれる展示だった気がするけど、私が一番入り浸っていたのは20年位前のことだから記憶があいまい。写真もない気がするなぁ。
アルコーブの重厚感
二階展示室への入り口
コンパクトながらどこを見ても美しい建物ですが、その中でも特に美しいのは階段です。
この滑らかなカーブ、細かい意匠の手摺り、踊り場下の装飾、完璧…何もかもが完璧すぎる。
コロナ終わったらまたカルティエに征服されるかもしれないから、マジで行けるうちに行っておいたほうがいいよ。