お金持ちすごい ピカソ展 3/21
池袋東武デパートでお茶休憩をした後。なんかやってるらしいから行ってみようぜ~程度に訪れた美術画廊。
池袋のデパートは割としっかりした画廊をやっている印象だよ。
ピカソの展示販売をしていた。
ピカソの説明はいいよね、みんな知ってるし。
「貧しき食事」
ピカソを有名にした一枚。リトグラフかな、知ってたけど実物(版画だけと)は初めて見た。
まだキュビズムが始まっていない、それでもただの写実からははみ出した、縦長に強調された画面。食事、といいつつ空の皿。目線を合わせずに寄り添う二人はそんな状況でも愛を感じさせる。
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顔 No.197
500個作成されたという皿。
限定とはいえ500あるということは、手書きではないです。ピカソが作ったものを、許可された職人が複製しているのだそうです。
だからまぁ公式レプリカってこと?のびのびと自由な絵ではありますが、相当高かった…
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想像の中の肖像 27.3.69 Ⅳ
確かリトグラフ。
ピカソが段ボールをキャンパスに見立てて描いたという絵。さらりと描かれています。
色づかいがかわいらしい。なんか、ニチアサの悪役キャラみたい。
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ピカソが好きか嫌いかと聞かれたら返答に困る。だって、ピカソって時代によって作風すっごい違うじゃん。
個人的に、キュビズムの頃はいまいちだなぁって思っています。歴史的に価値はあるだろうけれど、絵画としては好みじゃない。
初期と晩年の作品が好き。特に、牛がいい。
これな(アフィだけど売り切れ)
しかし驚いたのが、売れてたことですよ。
開催初日だったんだけど、四百万円の作品が売れてた。どひゃー!
値段がわかったのがそれだけで、他の作品も結構売れてたよ。売れたやつは値段隠してたけど。
これは完全に好みの問題なんだけどさ、複製に四百万ねぇって思っちゃう。
直筆画だったらまぁそれだけの価値があると思うならあるんだろうけれど、複製だぜ。
クオリティの差はあるんだろうけど、私はどうせ複製ならもっと手頃なアートポスターとかが欲しいぜ。