目黒区はお金持ち。 目黒区美術館コレクション展 3/21
せっかく目黒まで来たのだから、目黒区美術館も見てやるぜ!と思い立ったはものの、松岡美術館から目黒美術館までは相当遠かったw
目黒は区立美術館があるのか、すごいなぁ、私の地元はどうかしら?と調べてみたら中野区には公立美術館がなかった。私立もろくにない。格差〜。
「目黒区美術館コレクション展 コレクションの<現在(いま)> ― 絵画・彫刻・版画」ってやつを見たよ。
2部屋だけ撮影可能だった。撮影基準はこんな感じ。
なのでざっくりした写真である。
青木 野枝「Untitled(7点組)」
巨大なオブジェ。何を表してるのだろうねぇ。錆色の鉄でできたものがこのサイズだから相当な迫力である。なんだか物寂しい雰囲気が漂っていて私は好きだ。できればこの真ん中の道を通りたいなぁと思う。
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多和 圭三「景色ー境界ー(2点組)」
鉄でできた巨大な枠が部屋に並んでいる。ギザギザした上面は地面からせり上がってきたかのようだ。
鈴木 省三「静かな呼吸Ⅰ」「地面からの空Ⅳ」
他の作品はこんな感じ。
滲んだ水辺の写真のような、蟲師2のオープニングのような。
篠田 教夫「海岸の断崖」
ポスター。普段なら切り抜いて歪みを撮った画像を載せるんだけど、今回は美術館の意向を考えて歪んだまま載せる。
下塗りした紙に鉛筆と電動消しゴムで描いたという細密画。海から打ち上げられたような岩の下に、半ば砂に埋もれた小さな鳥居がある。荒さ、力強さと繊細さ。自然の中に紛れる鳥居は唐突感が強く、よく見ないとわからないこともあり気づいてはいけないものに気づいてしまったような不安感がある。何か悪いものが封印されているかのような。
技術的な面では、わざわざ「電動消しゴム」って明記されてるのなんだろうなぁと思う。普通の消しゴムや練り消しとは何か違うのかしらね?白黒写真のような不思議ななめらかさのある絵でした。
写真が歪んでるのは、ガラスの写り込み防止だからね!普段は光や影が入らない方向から敢えて撮って補正してるんだからね?決して真正面から撮るのか下手すぎるわけじゃないからね。下手なのは事実だけど。