悲しみの京都 8/10
京都の一乗寺にラーメンを食べに行こうと地図を見ていたら、「古代ギリシャローマ博物館」というのを見つけたので行ってみた。
コロナで閉まってた…雑草が生えはじめ、千と千尋感がある。
公式サイトもない不思議な美術館だ。たぶんこの高級住宅地に住んでいる人が、コレクションを自慢するために建てたものではないかと思う。京都父は不振がっていたが、京都人の学友は「観光ガイドではない何かのちゃんとした本で紹介されているのを見たことがある」と言っていたので、たぶん中身はちゃんとしているんだと思う。
コロナが終わったら見に行きたい。
こちらは風俗博物館。
ココ、実はずっと前から行きたかったのですよ。それこそ小学生のころから。
高校の修学旅行が京都で、一日自由時間があるということなので班の人と行こうとしたんですよ。
でも途中で迷子になって、地元のおばさんに道を聞いたら「突き当りを曲がったところ」だと教わってひたすら突き当たるまで道をまっすぐ進んだんです。
ひたすらにまっすぐ。
京都の碁盤の目の町で”突き当たる”ことなんてなくね?と気づくまで。
そして再び迷子になり、集合時間に遅れ、夕飯に間に合わず、先生にめちゃくちゃ怒られ、班の人が過呼吸を起こしたとんでもない思い出があるんですよ。
京都人の学友(京都在住神戸出身)の人にそれを言ったら「大きい筋にぶつかることを”突き当たる”って言わないこともない」とのこと。
確かに大きい道路沿いにありましたよ。風俗博物館。
公式サイト見ていったのにやってねー!!!!
左が入口なんだけど、シャッター閉まってる!でもなぜかその奥の自動ドアは開く!なんなんだ!!!
20年越しに行けると思ったのになぁ……おばさん、私、まだあの道を突き当れていないみたい。
コロナのせいかなぁ?
なぜか横に謎の彫刻があったからそれで良しとしよう。
小松 純「左女牛」<h4
白っぽい縦長がそれです。怖い。おばけ?
植葉香澄「ノアの壺」
いやこっちもまあまあ大概怖いって。狂気強いって。
タヌキのおめめはキラキラでした。謎。