思ってたんと違った ―景・水景― 松原 賢 展
柿傳ギャラリーに行ってきた。
前回の展示で見た次回予告のポスターがやたらカッコよかったから気になっていたのだ。
何とか最終日に潜り込めたよ。
ショーウィンドウに展示されてる作品を眺めて、あ~これこれって思いながらエレベーターに乗って、ギャラリーで降りたら度肝を抜かれたよ。
「日月図 二曲一双」
ぎゃあああああ!なんじゃこりゃ!ポスターとぜんっぜん違うじゃないか!
かっこよすぎるだろこれ!!!
アップで見るとこんな感じ。素材は書いていないからわからないけれど、まるでセメントのような素地に日本画の文法で波や月、日が描かれている。スリップ防止の坂道によくある 真空コンクリート リング刷毛引き仕上みたいなやつ。
かっこいい。くそかっこいい。
ちなみに43万2千円である。ラグジュアリー系のホテルロビーとかにぴったりじゃなかろうか。
同系列で、小さいやつも。
「閘(風炉先)」
こっちはセメント感がより強くてかっこよさすごい。スチームパンクっぽい。
タイトル不詳こちらについてはタイトル書いていなかったしピントがだめなんだけど。
何かラピュタっぽいよね。古代文明感すごい。かっこいい。
「景」
一応こっちの系統がメインで活動されているみたいです。
現代日本画に分類されるのかな、下地にたっぷり水を含んだ顔料を乗せ、その流れ落ちる様を記録する。
「景」
この作品とか、流れがわかりやすいと思う。でもこの人も同系列同タイトル量産作家だな…
「水景」
ポスターはこの系統ですね。段々に重ねた地模様のある下地に淡い色を重ねている。
朝焼けの海面のような作品です。綺麗。
今回は写真撮影可能でした。ここにはよく行くけど、そういえば確認したことなかったな。他の展示でも撮影可能だったりするのかな?毎回確認しようと思います。
あと、柿傳でご飯したことないから行きたい。ぶっちゃけ京懐石とかお財布は無理だから、カフェ時間を狙いたい。なかなか勇気いるけどさ。