人の金で美術館に行きたい+読

美術館に行った話とか猫の話とかします。美術館に呼んでほしい。あと濫読の記録。




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あけおめコレクション

ストラットンのリップビューを買いました。

って、そもそもリップビューって知ってます?私、去年コンパクト探すまで知らなかったよ。口紅につけて使う、ちょうど口元だけが映るサイズのコンパクトな鏡のことだそうです。化粧直しに便利。

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かーわーいーいー。

伊万里のような臙脂色、中世のような孔雀?鳳凰?カラフルな鳥。
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1970年台イギリス製。デッドストック品なので、梱包なども全て揃ってます。

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もともと紙筒がついています。

「これはダミーなので外してお手持ちのリップを差し込んでください。スプリングで調整できます」

的なことが英語とフランス語で書いてある。


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早速手待ちのリップにつけてみた。リップはリップでも色付きリップクリームです。
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鏡は錆もなくめちゃくちゃクリアに映ります。

これでちょっとお茶した後とかもさっと使えて便利だね!

それでも、なお サラ・ベルナールの世界展 12/22

サラ・ベルナールの世界展に行ってきたよ。

サラ・ベルナールの世界展|松濤美術館

渋谷の松濤美術館、区立なんだね…あんなオシャレ建物が公営のなんだなぁ。さすが渋谷。

サラ・ベルナールアール・ヌーヴォーのミューズ、伝説の女優です。https://ja.wikipedia.org/wiki/%25E3%2582%25B5%25E3%2583%25A9%25E3%2583%25BB%25E3%2583%2599%25E3%2583%25AB%25E3%2583%258A%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25ABとはいえ、ミュシャのモデルとしての方が今では知られているかもね。図録ももちろんミュシャが表紙

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フランス国旗色!
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今回はアール・ヌーヴォー全体ではなく、サラをメインにした展示。かなり珍しく思います。

 

W.&Dダウニー「街着姿のサラ・ベルナール

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これで58歳だってよ…美かよ。「黄金の声」を持つ国民的、いや、世界的女優。時代の寵児であり、芸術家の守護者であり、本人もまた芸術家だったと言います。そこまで言われたらその声が気になるよね…YouTubeに音源上がってるけど、結構音質が酷くて良し悪しがわからないです。ざんねん。

サラは非常に多くの写真、ブロマイドを出しています。自分自身の私生活をプロデュースするアーティスト(まず、ダリが思い浮かびます)の先駆けだったそうです。

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アルフォンス・ミュシャ「ジスモンダ」

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ミュシャ初期のポスターとして、彼の出世作として非常に有名な作品。舞台の広告です。

絵画としての美しさの他に、この絵がいかにドラマチックな経緯で生まれたのかという逸話がよく語られます。曰く、

ある日、急ぎの仕事として印刷所にポスター制作の仕事が来る。しかしちょうどクリスマス時期で休みを取っている職人が多く、絵が描ける者がほとんどいない。それなのに納期はたったの5日間。

当時無名の画家だったミュシャは、その貧しさからクリスマス時期も休まず働いていた。急遽担当となった彼は全く新しい感性でポスターを見事に作り上げ、一気に有名画家となる。

しかし、この展示によるとこんな逸話は少々眉唾というか盛りすぎとのことです。

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アルフォンス・ミュシャ「ル・ゴロワ誌の付録紙面挿絵」

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単純に、ミュシャがサラを描いたのはジスモンダが初めてではないとのこと。大人気だった舞台を紹介する雑誌の挿絵として描いた作品が話題となり、ミュシャがサラの目に止まり、その結果としてミュシャにポスターが発注されたという経緯だそうです。

荒い印刷の小さなイラストだけど、とても美しいです。こういう雑誌取っとくと100年後に価値が出たりするんだろけど、なかなか目利きして保存するのも難しいよなぁと考えてしまう。

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ウジューヌ・サミュエル・グラッセジャンヌ・ダルク」(上:修正前/下:修正後) 

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サラの舞台広告としてのポスター。もともと上だったのを、サラが気に入らないと言って髪型と口を直させたものだそうです。でも断然修正前の方がいいなぁ。表情がとてもいい。生き生きとしている。けど、サラ的には神秘的な雰囲気で売りたかったのかもしれないなぁ。

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サラ・ベルナール「嵐の後」

撮影はシャルル・マルヴィル

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プロやないか!嵐で孫を失った老婆の像だそうですが、ピエタじゃないか。つか、マジうまい…普通にサロン入選とかしてたそうです。プロじゃん。サラは役者で芸術家でもあったと聞いていましたが、ここまでとは。ガチじゃん。

ただ、同時代のロダンは酷評していたそうです。まぁそれもわかる。こういうロマン全面に出したの嫌いそう。もっとちゃんと人体構造正確でないと認めてくれなそう。

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アシル・メランドリ「白の衣装で自刻像とともに写る彫刻家としてのサラ・ベルナール

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自刻像って初めて聞く単語だけど、自画像の彫刻版かな。自分のアトリエで使う作業着としてピエロの衣装を着ていたと言います。それも自己演出の方法なのだろうなぁ。

ジスモンダやメディアのような女性役も、ハムレットのような男性役もこなしたという彼女。スレンダーでどちらかと言えば男顔の、しかしとても美しい女性です。

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サラ・ベルナール「キメラとしてのサラ・ベルナール

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サラの自作彫刻。残念ながら、今回の展示でサラの作品実物はこれだけでした。あとは写真だけ。数も少ない。「サラ・ベルナールの世界」という展示なのだから、もっと彼女自身の作品が見たかった。ちょっとがっかり。

サラのセルフイメージはキメラだったようです。舞台上で様々な役柄を演じ分け、役者、彫刻家、小説家といろんな才能を持つ自分自身を、様々な生物のパッチワークであるキメラのように捉えていたんだろうなぁ。

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本人の作品が少ないこと以外はとても満足な展示だった。衣装やアクセサリーもあって色んなジャンルから総合的にサラに迫る構成が良かった。

19歳期末、20世紀初頭。女性が1人で生きるのが難しい時代。街を1人で歩いているだけで、"まとも"な女性でないと見られるような時代。

そんな時代に私生児として生まれ、女性1人で生計を立てるどころか優雅な生活を送り、数々の浮き名を流して自身も私生児を産み。両性愛者であることを公言し(カトリック国で!)、世界中から愛された女性。

強い、進歩的な女性だなぁと思う。なんなら、現代の女性よりよほど進歩的な気がする。

何をどうすればこんな怪物みたいな才能に溢れた人が生まれるのだろうか。

なんかもうすげぇなとしか言いようがない。

 

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どうでもいいんだけど、図録買ったらおまけに今年(2019年)のカレンダーくれた。流石にいらないwwもう12月も終わりやぞ。

見たよという記録です 銀座無印 12/15

銀座無印でご飯をしようとしたんですよ。そしたら結構混んでいて、整理券を取得してからしばらく暇つぶしをしましょうねということで、店の中をうろついていました。
そしたらなんか展示スペースがあったよというお話です。

www.muji.com

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新しい益子焼の可能性を探るワークショップの作品だそうです。

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いろんな技法を試した結果が展示されています。面白いね。

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あと、廃業を目指すデザイン展というのもやっていた。エコ?

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ペットボトルの蓋で作った船のオブジェだって。

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クジラをイメージした吸音ボードだって。

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フジツボをイメージしたランプシェードだって。これは可愛い。

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そんだけ。

抽象は哲学 坂田一男 捲土重来 12/15

ステーションギャラリーに行ってきたけど、なんか変な感じだった。
いつもよりちょっと安いし、図録が製作中ということで予約のみだった。売り切れというわけじゃなくて、まだできていないみたい。何かトラブルがあったのだろうか?

www.ejrcf.or.jp

 というわけで、坂田一男展。このポスターを見て「かっこよさそうだけど意味わかんないだろうな」と思って出かけたら、思っていた以上にかっこよくて完璧に意味わからなかったw

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左右同じ構図だが、左のほうは右のほうの下絵である。たぶん。
今回の展示は、完成作品に対して複数の下絵、色付きの完成図に近いものやデッサン段階のものが見れて、抽象画ってこういう風に作るんだなぁという過程を楽しめる。
しかしそもそもの、どうやったらそんな構図が思いつくんだというところは謎のままである。

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キュビスム的人物像」

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キュビズムキュビズムしたキュビズムキュビズムってそもそもは複数視点の統合とか言ってなかったっけ?そういうのはもういいの?ってほどのキュビズム
まぁ、時代だね。流行ったもんね。ちょっとピエロみたいで可愛い。
この横にあった、三日月を組み合わせたような人物画も好き。

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コンポジション(メカトニック・エレメント)」

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かっこいいね。コンポジションという抽象画、というよりも色とリズムを楽しむ絵画を、具象である機械部品で構成している。
とはいえ具象とは言いつつ一体ったい何の機械なのかもわからず、質感も金属的とはいいがたい乾いた画面だ。やはりこれは抽象画なのだろうと思う。

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「構成」

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錆に覆われたような画面。
この絵を描く前、彼のアトリエが水害に襲われ、保存していた作品の多くが破損したのだという。そういった破損したものを再構築した作品もたくさんあった。先頭のポスター画像もそうですね。それ以来、こうした破損したかのような作品が増えたのだとか。
精密な世界を破壊するものが侵入してくる様が描かれています。
なんか、ディストピアSFみたい。

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「コンパス」

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かーわーいーいー
可愛い。ロビタみたいにかわいい。でもコンパスってこんなんだっけ?こういうデザインのものがあるのか、坂田が再構築した結果こうなったのか。もしくは赤い部分はコンパスじゃないのかな。それが手で持っているものがコンパスなのかな。だとしたらまあわかる。
ともあれ、かわいいから良いのだ。

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コンポジション

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 特別丁寧に作りこまれた画面。
この中央に置かれたものが何かというと手榴弾なのだそうです。
なんで真っ白なんだろうね。爆発するときの光で白く見えたりするものなんだろうか。

画面を侵食する錆
境界線を描くコンパス
内側から殻を破壊して爆発する手榴弾

これらすべてのモチーフが、「内側」と「外側」の関係を表すものなのだそうです。
なるほどねぇと思う。

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というわけで、なかなかよくわからない展示だった。
わからないなりに文脈や他の画家の作品との対比をしたりと、美術館側の工夫を感じる展示だった。その助けがないと完全にちんぷんかんぷんだったと思う。
坂田以外の作品では一枚モランディがあって、そのぬるぬるとした画面がとても美しくおもしろいなあと思いました。

 

どうでもいいけど、このステーション美術館出た後が毎回結構困る。
小一時間も歩き回って頭を使えば結構つかれるのでお茶したいのだけれど、近くに空いている喫茶店がないんですよねぇ。東京駅だから。どこもくそ混んでる。
しょうがないので近くて比較的すいているステーションホテルのカフェに行ってしまうのだけれど、本当はもう少し手ごろでお行儀良くしなくても許されるところに行きたいです。
なんかあったら教えてほしい。

写真には写らない世界 チームラボボーダレス

少し早いクリスマスということで、お台場のチームラボボーダレスに行った。青海の方。

borderless.teamlab.art

こういうのもプロジェクションマッピングっていうのかな。刻一刻と変化する流れる映像で一面に埋め尽くされた世界。撮影可能だけれど、まともに写真なんか取れない。暗い中の動く映像だからねぇ。全部ぶれる。
どうでもいいけど、最近プロジェクションマッピングあんまり見ないね。流行が終わったのかな。

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一面のひまわり畑、花でできた動物たち、大名行列、花で描かれた若冲の「鳥獣花木図屏風」が散る様はまさに諸行無常。一日中いても飽きない。
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二階は「運動の森」というところでした。その運動が正直かなりハード。大人にはきつい角度の滑り台や大きなトランポリン、揺れる足場を渡るアトラクションや木登りみたいなやつ。運動が得意だったためしのない中年二人組にはとてもチャレンジする勇気がなくて、外から眺めているだけで終わってしまったw
若者にはいいと思う。

キッズエリアがめっちゃ可愛かった。お絵描きコーナーもあって、そこで塗り絵したものが会場に反映されるの子供は喜ぶだろうなぁって。
こういうところで遊んだ子供は、なんかすごいクリエイティブに育ちそうな気がする。
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会場内に喫茶コーナーがあって、お茶が飲める。おすすめはラテです。
なぜなら、不透明なラテのほうがカフェ内の作品をきれいに見ることができるから。

ガラスの器にお茶が注がれると、その中に花が咲いていきます。そして器を持ち上げて飲むと、はらはらと花が散ってゆく。
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クソ理系二人組なので、「センサーはどこにあるんだ」「赤外線センサーがどこかにあるはずだ」「器の判定範囲はどの程度だ」「垂直に器を移動すると検知されずに花が散らないぞ」などと遊んでいたら、花が咲かなくなってしまった。僕らより前に来た隣の人にはまだ咲いていたのに。遊びすぎたか。

向かいの人がアイスクリームを頼んでいたのだけれど、明らかに他の人に比べて華やかだった。うらやましい。
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CMでよく見るやつ。すごいきれいだし結構広い。
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「地形の記憶」という作品が良かった。池の底から蓮の葉をかき分けて山を登った先にある、彼岸の世界。f:id:minnagi:20191213163037j:image

三途の川ってこういうところじゃないのかな。f:id:minnagi:20191213163041j:image

 

一番好きなのは、「くぼみにある宇宙」という作品です。結構なスピードの動画作品なので、撮影は難しい。宇宙空間を自在に飛び回る八咫烏たち。ぐんぐん変わる視点にくらくらして倒れるかと思った。f:id:minnagi:20191213163047j:image

「足元に触れると変化します」って書いてあるけど、人多すぎて足元よくわからなかった。この前に一日中いてもいいくらいだ。

などといいつつ、この後の予約があったので20分待ちという蝶の見れるコーナーは入れなかった。とても20分には見えない行列だったし…
また行きたいなぁ。

先行投資 みなぎコレクション

皆さん、人生してますか?私は人生迷走中です。

迷走なりにちょっと人生何とかしようと、椅子を買いました。

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19世紀末のイギリス製パーラーチェアだそうです。
いや、来年ちょっと自宅にいる時間を増やそうかって話になっていてね。
そうしたらテーブルと椅子を使う作業が増えるよねってことになってね。
テーブルはどの程度のものを買うか検討中なんだけど、超絶かっちょいい椅子が訳ありお値打ち品だから、どうせいつか買うなら今買うしかねぇ!ってなってね。
買っちゃった★

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ちなみに何がどう訳ありなのかというと、後ろ脚が一度折れたのだそうです。確かに近づいてみるとよくわかる。けど、ちゃんと修理されてるなら気にしないや。めっちゃ安かったし。
逆に言うと、もし高い家具を中古で買うならこういうところを気を付けないといけないねということですね。勉強になる。

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見事なチッペンデール風透かし模様。かっこいい。けど、一度折れたって聞くと全然背もたれに背をもたれさせる気がしない。自然と姿勢の良くなる椅子。

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隅々までめっちゃイケてる。
座面はオリジナル(本当か?それにしちゃクッションへたってないぞ)だそうですが、とりあえず速攻でニトリの座布団をセット。

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なぜならうちの可愛いにゃんこちゃんが絶対に乗るからです。
いや、乗っていい。家の中にあるものはすべて猫のものなんだから乗ればいいし、椅子より猫のほうが大事なんだから爪とぎをしたければすればいい。でもできればやめてほしい。

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ちなみに椅子をリビングに設置したところで「わかっちゃいたけどやっぱでけえな!」となって、机を買うプランは延期です。どこかに引っ越すまで机を置く場所はない。

取り合えず前に買ったサイドテーブルを組み合わせて使うつもりです。来年になったらね。
それまでは猫のもの。

想定外 みなぎコレクション

ロイヤルベールというメーカーのティーセットを買ってしまった。
私が集めているのはトリオとデミタスカップだけで、セットはかさばるし高いから対象外なのに。
なのになぜ買ったのかというと、ヤフオクで100円だったからだ。
100円で落札できるとは思ってなかった。多分、出品者も思ってなかったろう。

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この写真を見て買ったんですよ。「組み合わせでトリオになるな。奥のはシュガーボウル かな」って思って。で、届いたのがこちら。
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でけぇ。
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いや、でかくない?ティーセットだよね、これ。
でもお茶の時間にこんなでかい器使う?何入れるのさ。ちょっとした丼くらいあるぞ。
ティーセットというか、ディナーセットの一部なのかしら。にしても中途半端なサイズだけど。レストランとかでこのサイズの器なかなか出てこないよ。

 

なるべく状態の良い組み合わせにしてみた。金彩がかなり剥げていて、コンディション的には値段が値段だからねーって感じ。それでも、受け皿の金彩がカップに映る様はなかなか良いです。

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バックスタンプ
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多分これ、あまり人気のないブランドなんだと思います。全然情報でてきやしない。

たぶん1913~28年のバックスタンプだと思うんですよね…左の旗の中とか、HJCの書体からすると。
でも、1928~37年も似たマークが使用される(が、差分解説ないし大きい画像がなくてわからない)し、Colclough Chinaに会社名が変わった後も1937~39年まで同じマークを使用していたとかで、いい加減だなおい!そもそもスタンプ薄いんだよ!
1913~39年のどれかなことは多分間違いないと思います。そして、デザインセンスから前半だと思うんですよね~アール・デコじゃないじゃん。

なかなか面白いセットだなと、値段の割にはお得です。しかし12個セットは飾る場所が流石にないよ。大半はしまい込むしかないですね。売れないだろし。

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小鉢は結局猫のオヤツ入れになりました。でけぇ。