構造体に注目をして 1/30 日本のたてもの展2
はい、引き続き建築模型。科博が近代建築だったのに対し、こちらは歴史建築です。
だからあまり僕好みではないよ。建築学部卒の京都人へのサービスだよ。
もちろんあまり興味がなくても見て楽しいのは折り紙付き。
「法隆寺 五重塔」
シックでかっこいい塔。十分の一としてもかなりの大きさで、こういうのがたくさんしまいこまれてる倉庫がどこかにあるんだよなぁと思うとちょっと気が遠くなる。見てみたい。壮観だろうな。
「一条寺 三重塔」
どれも実に細かいところまでよくできていて見ごたえがあります。
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「唐招提寺金堂」
折上格天井!折上格天井じゃないか!!こういう仕組みになっていたんですね。天井を張るというよりは、吊り下げています。面白い。こういうところが見えるのは完全に模型の醍醐味です。
天井画まで再現されていて本当に見事です。
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「春日大社本社本殿」
お寺だけじゃなくて神社もあるよ。越してみると檜皮葺ってめちゃくちゃ分厚い層になってるなとか、神社建築って結構階段の傾斜きついな、これ昔の人のぼってたんかいなとかいろいろ学びがある。
撮影可能なのは一部だけでしたが、とても面白かった。
古い商家などもありましたが建具の柄まできれいに出ていてすごいなぁと感心です。
特に屋根構造が興味深く、垂木ってあまり固定されずにランダムにバラバラ法理8出したような構造で大丈夫なのかなと気になりました。あと日本建築、建物のサイズのわりに屋根がでかいね!建屋部分と屋根部分でほぼ同じ高さだったりする。何なんだろうねぇ。いくら屋根裏使うからって無駄じゃないのかしらと思いました。