いまいち惜しい。 キング&クイーン展 上野の森美術館 11/14
上野の森美術館でイギリス王室肖像画を中心としたKING&QUEEN展がやっているので、しばらく前クラウン(英国王室がテーマの海外ドラマ)にはまっていた京都人が興味あるかと行ってみた。
結論は……上野の森&中野京子ってのでまあ薄々そうじゃないかと思ってたけど、微妙だったなぁ……
英国王室の逸話や歴史の紹介は面白かったです。生きている王族の絵しか飾らない決まりになっているとか。でもあんまりオリジナル作品がなかったり、模写ばかりだったり。中世のころの作品はいいなぁと思うのもあるけど、近世以降はなんかしょぼい。門外不出の作品ってこの程度だからかなとか、海外に貸せるのはこの程度のものなのかなとか、ちょっと考えてしまう。
ポストカードも好みのものがなかったから特に買わず。うーん、やっぱり愛称悪い。
トーマス・ローレンス「ジョージ4世」
パンフレットからなので画質悪いですが、ジョージ4世の肖像画。おそらくは下絵なのでしょうね(こういうの多かったのよね)顔周りはしっかり描かれていますが、体はざっと示すにとどまっています。この絵が一番好き。
かっこよくていい絵だなぁと思うのですが、首が違和感。ハイネックがすごく違和感。そんな顎までぴったりなタートルネック、ある??
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ジェームズ・ギルレイ(原画)「消化におびえる酒色にふけた人、ジョージ4世」
というのも実態はこういうことだったんですね…
こちら風刺画ですが、ジョージ4世は大食漢で太りすぎ、「クジラ王子」とあだ名されるほどの体形だったとか…なんかつらいなぁ。
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ドロシー・ウィルディング撮影、ベアトリス・ジョンソン彩色「エリザベス2世」
この一枚だけ撮影可能でした。有名な写真だよね。
現女王のエリザベス二世の写真。若い!
とまあこのくらいしかないんだけど、それだけじゃなぁと思うので丸の内の工事現場パネルをみるがいいよ。
作者名や作品名の憑依jはなかったけれど、とてもいい絵だと思うよ。