銀座でタダでシャガールが見れると聞いて。
ポーラミュージアムアネックスは、銀座の端っこ、1丁目にある小さなギャラリーです。
いつもは現代アートの作品を展示しているのだけれど、10周年記念とのことで箱根の美術館から持ってきたみたい。
結構数あって見ごたえある。ただし、写真は不可だしグッツ販売もないので正直ブログは書きづらい。
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「私と村」
教科書で見たやつだ!
どれが「私」なんでしょうかねぇ。上の手かな。
牧歌的な風景が牛?と一体になっています。
田舎の暮らしというのは、家畜と切っても切り離せないものなのかもしれない。
この人の各動物、不思議な魅力があります。
羊のようなヤギのような、悪魔のような不思議な生き物。なんというか、手塚治虫の動物系キャラクターみたいだよねってずっと思ってる。
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「ダフニスとクロエ」
ダフニスとクロエの挿絵本を出したそうで、シリーズでたくさん絵が飾られていました。
うーん、そろそろこの話読まないとダメですかね…粗筋は知ってるんだけど、これがどういうシーンなのかわからない。赤いのがクロエで青いのがダフニスってことしかわからない。
全体的にふわふわと夢のような絵でかわいらしいなと思う。
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ヴィテブスクの冬の夜って絵が面白かった。画像検索して。
なんか不思議な雰囲気の絵で、中央に画面にそぐわない明るい黄色が塗られている。生で見たとき何を表現しているのかわからなかったんだけど、画像で見ると「ああ、月か」ってすぐわかるの。なんか不思議な感じ。
ボリューム少なくてブログとして面白くないから、バンクシーせんべいみなよ。
高けぇ。
最近、バンクシー売り逃げしようとしてない?
反体制を謳ってる作家だから、メインストリームになってしまったらブランドとして価値が下がる。陳腐化してしまったら、自らのブランドイメージを壊すことになる。
けれど、メジャーにならないと利益を上げられない。
だから最後に荒稼ぎしてるんじゃなかなぁって思う。
バンクシーせんべいを銀座で売るとか、率直に言わせてもらうと風刺アーティストとしてクソだせぇ。
どうせやるなら「お買い上げありがとうございます。千円お預かりで28円のお返しです。では、こちらをどうぞガッシャーン!(ハンマーでたたき壊す」くらいのことはしてほしい。そこまでやって、初めてバンクシーアートだと思う。