まず、この写真見ようか。
これは柿傳ギャラリーで今やってる展示「山本 出 × 出 製陶 父子展」のDMハガキの一部だ。
一回美術館/ギャラリーに行くと次回展示の案内を見るので、自然と行く回数が増えがちである。前回行った時にこれ見ておもしろげだなと思ったので覗きに行ってきたのだ。
この何重にも重ねられた層がスタイリッシュで面白いなぁと思って。
そしたら現れた実物がこれだったからびっくりした。
山本 出「抱擁」
ライトのせいかもしれないけれど、実物はスタイリッシュとはほど遠い印象。
有機的で、どぎつくて、シャコガイのようだ。
生き物みたいで面白いなぁと思った。
あと、横に置いてある花瓶もこんなカラフルになる??って感じで面白い。
出製陶「マグカップ」
形は普通だけれど色が面白い。釉薬というより、土そのものがこんな色をしているかのようだ。
パネル展示
色、こんな粉を土に混ぜてるのかな?
出製陶「盃」
こんな金属みたいな光沢も出るんだねぇ。おもしろいねぇ。
出「香炉」
作者名が「出」、ってどっちやねん。「山本 出 × 出 製陶 父子展」ってタイトルで「出」ってどっちやねん。両方出じゃんか。
シュッとしていて翼みたいで面白い造形だと思った。
全体的に、ぱっと見でどっちが父でどっちが子なのかわからない。
作風が似ているのもあり、作者名が適当でわからないのもあり。
民芸調とも工芸品とも言い難い、東洋とも西洋ともつかない色や造形が面白かった。
全体的に初めて見るテイストのものばかりだった。
でも、名前はもう少し考えようぜ。