ギラギラ光る 佐々木達郎 漆芸展
日本橋三越のギャラリーで、アヴァンギャルドな漆芸展示をやってた。
漆芸家 佐々木達郎 漆 美の世界 展覧会情報 What's new
新しい漆芸だよね。こういうのいいと思う。
右のとか、宇宙みたいで好きだ。すごく新しいし、新しいだけじゃなくて漆芸の良さが活かされているし、突飛なだけで終わらず確実に美しい。
雅貼り(みやびばり)というオリジナルの様式なのだそうです。大胆で力強い。
パンフになかったけど、兎柄のお皿?がとてもよかった。
中央に金箔で満月が描かれ、その周りを兎たちがぐるりと取り巻いて踊っている。
金箔に反射した光が全体に反射して、蠱惑的だった。本当に月明かりに照らされているみたいな感じがしてよかったんだ。
漆の絵はちょっと切り絵みたいで、古いロシアポスターみたいだ。あんま好きじゃない。
器ものがすごくいいと思う……でもこれ、何に使うんだろ? くぅ、こんないい器を使う文化がないからわからない。
芸術品の理解って、生活レベル要求されるなぁと悲しい感想です。