国のお墨付き 文化庁新進芸術家海外研修制度50周年記念展
滅多に郵便が来ないのであまりポストをチェックしないのだけれど、火曜日に久しぶりに開けたらこれが来ていた。
目についた美術チケットプレゼントには全部応募してるんだけど、そのうちの一つにあたっていたのだ。やべーやべー、開催期間短いじゃん!
というわけで、たまたま水曜が午後から私用で有給だったので、午前中日本橋に行ってきました。
いろんなタイプの作家が見れて楽しかったよ。
これすっごい好き!ってのから、絵はうまいけどつまんないもの描くなぁって人から、すごい下手だけど本当に国の奨励受けたの?てのまで。(失礼が過ぎる)
もっと長くやればいいのになぁ。
数が多いからコメントは簡単に。
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呉 亜沙「metabolism」
かわいい。ひたすらかわいい。色がすごくきれいで気に入った。
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入江 明日香 「la forèt noire」
ねこたんかわいい!
環境破壊で消えかけた自然の神が、自然保護により復活している姿みたいなコメントがついていた。足元の烏とか、攻撃形態に転身してるようにも見える。
ラノベの表紙みたいだけど好きだよ。
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西田 俊英 「月と孔雀」
印刷だと消えちゃうけど、背景の木目っぽいのとか、尾から星屑が撒かれてるのとかとてもきれい。
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松永 久 「相」
抽象画。紺色の絵の具をスクレイパーでガッと伸ばしている。水を連想する。とても夏らしく涼やかでよい。
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齋藤 研 「風景」
このサイズの画像だと完全につぶれてるけど、背景の木の部分が縦線で表現されていて面白い。微妙な色、線の長さと太さで森と木々が生まれている。
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山内 和則 「室内」
明るい、フランス絵画のような作品。現代的な蛍光色のような色がとても良い。外と内をつなぐ二重世界。扉からテーブルに落ちる影の色が好きだ。
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石黒 健一郎 「SHAFT TOWER(奔別)」
この人ホキ美術館で見た!相変わらずすごい描写力。そしてただ写生力で終わらない情緒。廃墟を描きながら、暑い夏の日のさわやかさがある。
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ところで、後半の画像がすごい小さくて荒いのにお気づきでしょうか。
今回、ポストカード少なかったんですよ。そしてその代わりにこんな公式グッツがっ!
ほぼ全作品を掲載した二つ折りクリアファイル!
くそぅ、クリアファイルなんて使わないのに買ってしまった。だって、図録よりずっと安いんだもの。このグッツはとてもいいですね。
気に入った作品が全部ポストカードにあるとは限らないし、図録はかさばるし気に入らなかったものも載っているし。
これならすごい思い出になるし、見れば本物を見たときのことを思い出していろいろ感想がわいてくる。
他の美術展でも作ってくれればいいのになぁと思います。権利関係難しいかな。
ちなみに、今回チケットがあたったのはこのサイト。メジャーどころは全く当たらないが、マイナー展示の当選は2回目です。
実は続きます。