文化村にベルギー・奇想の系譜を見に行って、気に入ったからポストカードではなく図録を買ったんだけれど、連れに預けたまま帰り際受け取り忘れてしまった。日曜日までお預けである。
なので、ついでに行った文化村ギャラリーの話をしようと思う。
もう一個ポスター展やってたけど、写真不可だしあんま好みじゃないしでパス。
なんか文化村全体でフランスフェア的なものをやっていたみたいで、その一環なんだろうか。17日までということでもう終わっていてごめんねなんだけど。
ロマン・エルキレティアンという人とシャルル・ムンカという人の2人展だった。
チラシは見ての通り折りたたんでしまったので携帯カメラで撮ると歪んでしまう。そろそろスキャナをちゃんと買うべきかもしれない。マウス型の簡易スキャナは取り込み時色が恐ろしく狂うし、シートフィードは形がゆがむ。やはり普通のフラットヘッドが一番いいのだろうけれど、かさばるのよねぇ。でもあると便利だよなぁ。あると便利だよなああああ → 欲しいものリスト
冗談はさておき。
ロマン・エルキレティアンさんの作品が気に入ったよ。
Romain Erkiletlian - Official website ←公式サイトだけど、どうかしてるほどダサく、しょぼく、重い
パンフから。
パリ生まれ。カラフルでエレガントな作品は、70~80年代のコミックや近代建築、モダンアーバニズムにインスピレーションを受けた、近未来的な超越空間を描きだしています。ニューヨークでも製作していたロマンノモチーフは大都会の風景。
現在は拠点を日本に移し、フォトコラージュを描こうした絵画やデッサン、立体作品やビデオ作品などでその活躍の場を広げています。
写真プリントの上にペイントを施したっぽい作品がメイン。
これは外国のだけど、日本の都市風景を使用した作品もたくさん。レトロフューチャーって感じでとってもいい。
銀色の紙の上に風景を鉄筆で転写して、水色の部分は塗りつぶしてるのかな。
このシリーズとてもいい。もう一つアクセントがほしいなと思わなくもない。
シャルル・ムンカという人のはまぁ、現代アートあるあるだなって感じの作品
パンフから
フランスの南東部リヨン生まれ。10代の頃に日本のアニメーションやアジア映画を観て育った彼は、画家であった伯父の影響もあり、長じてアーティストの道を選択。21歳で初来日し、ゲーム製作会社の仕事の傍ら自信の芸術スタイルを確立していきます。たどり着いた先は、ヨーロッパのアルテ・ポーヴェラと日本の具体、そして韓国の単色画などをミックスしたような洗練された作品たち。そこへ、彼のバックグラウンドと現代のインターネット文化を織り交ぜ、シャルル独自の美学を追求しています。
Mount Olympus ←多分公式タンブラー
ああ、韓国っぽさすごくある。
なんだろうね、キャンバスにガムテープはがした後みたいな柄がついた作品がいくつかあった。
現代作家さんだからまたどっかで見れるかなーって思うよ。