國學院大學1 根付、高円宮コレクション
土曜日に文化村でソール・ライターを見に渋谷に行って。
日曜日に國學院博物館を見に渋谷に行ったよ。
何で連続で行ったかって言うと、まぁ連れが違うからなんだけど、日曜日はお接待だよ。ひーこらひーこらだよ。
というわけで、國學院。渋谷から坂を上ること15分。なかなかきれいなところだったよ。
写真撮影可能だったから取ってきたけど、2,3cmの超絶細かい細工物がガラスケースの中に入っているのだから、撮影は相当難しい。
コンデジ好きなんだけど、やはりそろそろ一眼に手を出すときが来たのだろうか……いや、レンズ沼には近づかないぞ…でもしかし…
高円宮コレクションは上野国立博物館とか、結構あちこちで見れるんだよね。
このページとか写真多くていいと思う。
根付って、要するに携帯ストラップだよね。
女子高生が携帯にジャラジャラつける感覚で、昔の人も個性的な根付をつけまくっていたわけで。実用品でもあるけれど、単純に日本人の好みにぴったりなわけだ。
今だって高級ストラップ路線で根付売ればいいのにな~
高円宮コレクションは、現代作家のものが中心。古くても19世紀、1990年代のものが多い。
工芸については(絵画についてもだけど)詳しくないので、かわいいお!しか言わない。言えない。だが、それでいい。
ホットケーキかわいい…これを象牙と琥珀で作っちゃうとか意味わかんない。触ってみたい。
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こちらは茶器のセット。釜が外れて中の細工が見れるようになっている。
この茶釜のイボもちゃんと表現されている。これ、どこまで作りこまれているんだろうか。金の蓋とか開くんだろうか。見てる限り、なんか開きそうな気もする。
高木喜峰 「利休と秀吉」 銅、24金
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小さなつぼの中に収められた桃源郷。写真の腕が悪くて悲しいけれど、それはそれは精巧に彫られている。琥珀のインタリオなんだろうな。
高木喜峰 「壺中天有」 琥珀、銅、銀
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今にも生まれそうな何かの卵。つるりとした表面に、わかるだろうか、ひびが入って穴が開いている。その中身は見れないのが残念。
宮沢宝泉「嘴打」 象牙
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お化けシリーズ。かわいい。お魚に指突っ込みたい。
すべて山田洋治
奥:「ぬっぺぼう」 黄柳
左:「毛ウケゲン」 黄柳
右:「福わらい」 黄柳
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たたたぬきいいい
北哉 「酔いどれ狸」 黄柳
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少数ですが、海外作家もあります。
眠れぬ夜、ベッドの下に潜む小さな魔物たち。やっぱり感性がちょっと違っていいなぁとおもう。
福山恒山 「眠れぬ夜に」 ブライヤー、鹿角
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他にも数は少ないけれど、印籠や帯締めがあった。
マクドナルド印籠とかかわいかったし、19世紀作というのにチェックでモダンな印籠もあった。
帯締めは正直小さすぎてケースの中ではよくわからなかったな。
工芸品はやっぱり手に取りたいなぁとおもう。
明日は同じ博物館の考古学エリアについて書く予定。