ジュリアン・オピーのついでに所蔵品展。これは撮影不可だった。
正直すごく見づらかった…背景とあまり差のない淡い色のインクで細かい文字や写真が刷られているリトグラフなのだけれど、あまりにも繊細なその絵が、額のガラスに反射した光でぜんっぜん!見えないの。つらい。
もう少し視認性を考えてほしい。展示作業中にわかるだろうよ。
---
「Window under the midnight sun 白夜の窓」
左右対称の、写真と詩を組み合わせたロールシャッハ検査のような作品群の一つ。
最初に書いた理由により詩は読めないよ!
どれも廃墟のような写真で、厨二心をくすぐる。
---
「グレン・グールド」
雑誌の表示用に描かれた著名人の肖像画シリーズ。画家や音楽家が多く、その人の業績をイメージした作品が良かった。
パンフに載っていたこの人の音楽は知らないのだけれど、もし知っていたらより楽しめるのだろうなぁと思う。
---
「Reduction 還元」
詩と、古代遺跡のような写真との組み合わせシリーズ。
かっこいいし、この質感と色使いとが相まって時代を感じる。錆が浮いたかのようなこの斑点が、遺跡ごと風化しそうだ。
---
と、ざっくりした感想からお判りでしょうが、正直ようわからんかった。
見えないんだもん。本当に。
企画展のおまけとして軽く見る分にはまだ我慢できるけど、こっちが目当てで来ていたらブチ切れてると思う。
どうにかしてくれ。