久しぶりに資生堂パーラーに行ったよ。
入ったとたん、美しき青きドナウが大音量で流れていてなんだろう?ってなった。
Product Placement Ⅱ(シャンデリア)Ⅲ(鏡)h4
メビウスの輪のような光るオブジェ。きれーい。
本当はここまでビッカビカではなくて綺麗に見えるのだけれど、写真に写すとこうなっちゃう。あと、なんか変な位置に残像出る。
奥の鏡は古い資生堂の鏡です。紅い絨毯も作品の一部ってことらしいけど撮り忘れたや。
---
The Last Ball
プロジェクターで大きく動画が写されています。
本展のメインとなる映像作品は、『秋の日本』のなかの「江戸の舞踏会」の章がベースになります。これは、明治18年に鹿鳴館で催された舞踏会を訪れたロティが、35歳の自身の視線でその様子を描いた見聞録です。これをもとに芥川龍之介が1920年に『舞踏会』を書いていますが、それは、舞踏会でロティのダンスの相手をした17歳の初々しい日本人女性が主人公です。映像では、このふたつを原作として東洋と西洋の「まなざし」がワルツを軸に同じ時空間のなかで交差する情景を作り出します。
とのことです。iPhoneを持った男女に、相手を撮影しつつなるべく自分が写らないように逃げる、という行為をしてもらい、その動きがまるでダンスのようになっているのを全体で撮影。
男女が撮った動画はスクリーンの裏表から同時に照射。すると裏側の映像が透けて見えて多重露光のように見えます。iPhoneには赤と緑のフィルターをあらかじめ装着しているため、2つの動画が重なる部分だけくっきり見えると言う仕組み。
凝ってるなぁというのが正直な感想。
なんでこんなこと考えちゃうんだろうなぁ。
---
戯訳「聖なる都・京都」「日光霊山」「江戸」
奥の部屋では観光案内みたいな動画も流れていたけど、これは軽く見ただけ。
---
すっごい手間暇かけてわけわからんことをしている、というのが正直な感想。
まあまあ面白くて好きです。
あのメビウスの光いいなとおもう。お家廊下の隅の、普段誰も通らないところにひっそりと飾っておきたいような美しさ。
面白かった。