こんにちは、みなぎです。
~~ここから読まなくていいです~~
子どもの頃、姉は中学入学祝にスーファミとソフトを買ってもらっていましたが、私は同じ中学に進学する時マンガ10冊しか買ってもらえませんでした。お値段にして1/3です。
ゲーム機は一緒に使えばいいじゃないかとは親の弁ですが、姉が従うわけもなく。ゲームに触れようとすると大型辞書を投げつけてくるような女だったので(姉は私の漫画を勝手に読みますが)交代で遊ぶということができるわけもなく。
お年玉とかを貯めてスーファミを買ったはいいものの、直後にプレステが主流になって新作ソフトが出なくなったかなしい思い出があります。
ちなみに弟は「ゲームが無いと友達の話についていけなくなるから」と最新機種を小学生のころから持っていました。
一事が万事この調子なので、家族との折り合いは非常に悪いです。二度と会わなくてもいい。
子どもの頃ゲームをしていない、ドラゴンクエストもファイナルファンタジーもわからないというのは時々雑談について行けないさみしさがあります。
はやりものにはそこそこ手を出しておいた方がいいよ。
~~ここまで読まなくていいです~~
というわけで(閑話休題が長い)、少しだけ余裕が出てきたのでICCに行ってきた。
ゲームの歴史の展示、ではなくゲームを使った展示、であるのが面白いなと思った。
どれもインスタレーションで、見た目はシンプルだけど率直「小難しいこと考えてるなぁこの人は」って思った。
ミルトス・マネタス「ミラクル」「スーパーマリオ・スリーピング」
なるほど?
いや、わかる。言いたいことはわかるよ。わかるけどフーン面白いねって。
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ミヒャエル・フライ&マリオ・フォン・リッケンバッハ
「Plug&Play」「Coin」
すごいシンプルなゲームが遊べる。コインをつまんで穴に落とすもの、タイミング良くプラグ人間をクリックして隣の人間をどつき倒すもの。
めっちゃシンプルだけどシンプルだからこその中毒性がある。
コンセプトアート?アニメに使う元絵?もすごくいい。
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ミヒャエル・フライ&マリオ・フォン・リッケンバッハ
「Kids」
タブレットをなぞると、その軌道に沿ってシンプルなキャラクターが両手を上げる。それだけ。でもなんか妙に魅力的。ぬいぐるみ欲しい。
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COLL.EO「イタリアからの絵葉書」
一人一枚ご自由にお持ちください、とのことなのでありがたく一枚頂戴した。
かなりリアルな画像でぱっと見は本物の写真のようなのだけれど、やっぱりどこか違和感がある。その絶妙な違和感が面白い。
車のCMって運転している人間が映ってないやつは写真も動画も大体CGなんだそうですよ。テレビCMとか見ていても全然分からないよね。最近のCGってすごいよな。
常設展も少しだけ入れ替わっていた。CYMKのブースがあって気になったけど、予約制というから時間が無くて見れず。
平瀬ミキ「Translucent Objects(半透明な物体)」
発想はシンプル。出力結果は面白い。
難を言えば、この中央の青い積み木が最後までど真ん中にあるもので、いまいち奥が見づらい。もっと手とか写り込んでもいいと思う。
裏に回れば、制作風景も併せて見れる。
ICCに来るといつも「この発想はなかったな~」ってなって面白い。