人の金で美術館に行きたい

美術館に行った話とか猫の話とかします。美術館に呼んでほしい。

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いいから履き変えろ チームラボ プラネット 12/22

お台場、新豊洲のチームラボ プラネッツTOKYOに行ったことはあるだろうか?
あるなら今回のブログを読んでもいい。行くつもりがない人も読んでいい。

でも、これから行く予定のある人は読まないほうがいいかもしれない。ネタばれが無い方が楽しいと思うからだ。
これから行く人にはただ一つ、「ハーフパンツに履き変えろ」とだけ伝えておきたい。

planets.teamlab.art

 

入場前に携帯以外のすべての荷物をロッカーに預けるよう案内がある。
そして、足が濡れること、一部展示では床が反射するためスカートの人は注意するようにと案内がある。

「足が濡れちゃうから靴と靴下脱いでね!女子はパンツ見えちゃうかも(><)気になる人はハーフパンツ貸すから言ってね!!」
説明はその程度のノリだった。だからもちろん靴下は脱いだけれど、私はロンスカの下に毛糸のパンツはいてたからOKだと思ったし、長ズボンを履いたメンズこと京都人は、完全に「ワイは対象外や」と思ったようだ。実際、その格好でロッカールームを出る時、特に係員からとがめられることもなかった。

 

が、しょっぱながこれである。

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滝。
エスカレーターくらいの角度の坂に、ごうごうと水が流れている、滝。まじかよ。角度急だよ。えぐい坂だよ。普通に笑い声が出る。
えっちらおっちら上った先で係員からタオルを受け取り、足を拭きながら思った。
舐めてたな、と。

 

会場はいくつかのエリアに分かれています。でも基本、写真を撮っても何が何だか分からない。公式サイトの動画を見たほうがわかりやすい。
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光の林。天井と床が鏡で、「あぁパンツ云々言ってたのこれね」って思った。係員さんがみんなモップ雑巾履いて掃除しながら歩いているのが面白かった。

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奥の方に柱が無いエリアがあって、そこは鏡張りの世界を楽しむことができる。
LEDを外から見ることで、どういう表示パターンが動いているのかが見えてくる。先ほどその中にいた時には全く分からなかったけれど、ここからならどういう風に動いているのかがよくわかる。

 

そして、ネタばれである。
通路をうろうろしていると、係員さんが「お出口こちらです」と教えてくれる。
が。それとは反対側に行くと完全に違うエリアに行ける。
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エリアからガラスで隔たれた小部屋の中にはタッチパネルが存在し、光軌パターンを選択することができるのだ。これ、展示内からは知らないとわからないと思う。
自分が選んだパターンで中の人たちがどよめくのを見ると、まるで神様みたいな、ちょっと上位の存在になった気がして面白い。

 

順路をふらふら進んでいくと、係員さんに京都人が呼びとめられた。

「もっとズボンをめくってください」
頑張るけれど、ふくらはぎあたりで引っかかるズボン。
「それじゃ足りません。もっとめくってください」
頑張る京都人。上がらないズボン。そして奥から聞こえてくる別の係員さんの声。
「こちらのエリア、水深が約30cm程になっています」
ムーリー!
だって京都人履いてるの普通のチノパンだもん。30cmもまくりあげられる長ズボンって、どんだけダボダボなのよ。いまどきそんなん履いてる人いないでしょ。
夏ならそのうち渇くじゃろとあきらめて濡れるままにしてもいいかもしれないけれど、12月は真冬である。しかも、この日は冷たい雨まで降っている。この気温の日にズボンの膝下を濡らしたら普通に死ぬ。

困ってたら、簡易更衣室に案内してハーフパンツを貸してくれました。履いてたズボンは自分で持てって言われたけど。私も不安なので履き変えた。
もうね、これ、全員着替えるよう義務化すべきじゃないのかな…

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そうやって頑張って入ったエリアは、CMにも使われている泳ぐ魚のエリアでした。
半透明に濁るお湯の上から映像を投射して、魚が及びまわっているように見える。うん、CMで見た時は霧かなって思ってた。お湯だったんだね。
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水面が濁って波打っているのでとても幻想的に見えます。動画は結構粗いピクセルだけど、普通にリアルに見える。

自然、こういう温泉があればいいのにねって話になりました。
不透明の温泉はいっぱいあるし、銭湯でも入浴剤を入れたら、上にライトを取り付けるだけだから割と低コストですごく綺麗なものができるんじゃないかなと思った。

 

他のエリアの写真はないです。
すごく面白いなと思ったのが、通路がすごく暗くてフットライトだけでぼんやり照らされているのだけれど、角を曲がるたびにその床材が変わるの。裸足になるよう案内されているから、歩いていると感触が次々に変化しているのがわかる。その場にいるとすごくよくわかって面白いのだけれど、もちろん写真にも動画にも写らない。
こうして説明を聞いても、フーンすごいね、って程度の話だと思う。
その場にいて、体感することではじめてわかる展示。これこそ正しいインスタレーションだなぁと思った。

 

その後は恵比寿ガーデンプレイスにシャンデリアを見に行ったよ。こんな大きなもの、普段どこにしまっているんだろうねぇ。
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