人の金で美術館に行きたい

美術館に行った話とか猫の話とかします。美術館に呼んでほしい。

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自由は力 三越×藝大 8/20

最終日に行ってきた。売約済みのシールが貼ってあるのも多く、もう展示終了しているものもあるようだった。

MITSUKOSHI×東京藝術大学 夏の芸術祭 2018 | 美術 | 日本橋三越本店 | 三越 店舗情報

www.mitsukoshiguide.jp

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高橋 祐次 「出航」
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ざらりとしたミクストメディア。壁画のような質感で、絵本のような世界。もう一つの作品には短い設定が書かれていて、多分こちらにも物語があるのだと思う。

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村尾 信太郎「drawing」
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楓の板を一部だけ削り、磨いて額縁のようにした作品。発想が面白いしすごく綺麗ね。シックなホテルとか、ナチュラルなカフェとかに似合いそう。
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森 友紀恵「降る」
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最近日本画は表面がなんか処理してあるやつが好きです。雨の中の草むら、コロボックルから見た世界。

あまり絵画、特に洋画で好みのがこの展示なかったなぁ。残念。

油絵専攻の人コーナーにそもそも油絵が少なかった。オブジェだったり、色鉛筆だったり、画法として水墨画の文脈だったり。油絵描こうぜ。

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高岡 太郎「Rank-3」
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陶芸で作られた、角のような牙のような。好きです。厚みを確かめたくなる。
物語を感じるよね。これはどんな生物のものなんだろうとか、固定されているけれど搬送用の固定器具なのだろうかとか、これは実物大なのだろうかそれともミニチュアで、実物はうんと大きいのだろうかとか。
ここに人のスケールモデルを置いたらトンネルくらい大きな直径なんだといいなぁ。

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榎本 夏帆 すみません、作品名メモリ忘れ
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ガラスを熱し、砂に埋めるというのを繰り返して作成されたのだそうです。
面白いねぇ。綺麗だねぇ。砂漠のバラみたいな質感。触ってみたい。

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山田 勇魚「帰港」
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綺麗です。ちょっとベタだけど、きれい。中のフィギュアも本人が作ったのかな。

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田中 慶「狼煙」
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狼煙、という言葉の意味と漢字のイメージが融合されていて、かわいらしく、ノスタルジックで、でもちょっと不穏な感じのする作品。
好きです。

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大城 喜彬 「あめ」
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下絵を印刷→インクジェットプリント→アクリルメディウムで加筆ということですが、プリント部分が大理石みたいできれい。

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いろいろ見ていて、すげえな!ってものから、ウケ狙いじゃなくてもうちょっとまじめに作ろうぜって感じるものまでさまざまあって面白かった。
作品のクオリティが高いからって売約済みとは限らないところも面白い。
値段とか、使いやすさ(どこに展示するか。あまり大きすぎても困る)とか、色んなバランスで売れるかどうかが決まるんだろうな。