最終日滑り込みでEUGENE展を見てきた。
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Beyond good and evil,
make way toward the waste land.
善悪の荒野
評判は良かったんだけど、笑っちゃうくらいの厨二。こだわって無駄にスケールの大きい厨二。
展示スペースと合ってないというか、どっからどう見て欲しいのか難しい。無理やりギャラリーに押し込めてるからちゃんと見れない感じ。
Drowning; Model room for agriculture Revolution 3.0
奥にある絵。
素材は銅板。焼き入れや腐食の奥に、よく見ると部屋の風景がスクラッチされている。
Drowning; Model landscape for agriculture Revolution 3.0
こちらも銅板。白く塗って刻み込み、顔料を載せている。
これは綺麗ね。最小限の線で風景を、風の吹く草原をうまく表現してる。
Seriese of White Painting
実際にはこの写真の中のキャンバスが置かれていた。
街中に何も描かれないキャンバスをおいて、その不思議や何かを表現しているんだろうという邪推をする人々の様子や、キャンバスにアクションをする人々といった動きを作り出すインスタレーション、の残りカス。
ここに置かれてもねって感じ。
総じて、現代アートだなぁと思った。
相手に伝えたいということより、自分自分ってなる感じ。
頭でっかちで理屈こねくり回してとにかく権威づけしようとしているけど、アウトプットがしょーもない感じ。
そういうイマイチな方の現代アートだった。
前評判は良かったんだけどな。