日記
昨日やっと文化村の図録を回収したけれど、今日は1人でお出かけするので猫を見なよ。
相変わらずドアに挟まるのが好きだよ。
昨日はダリアを見たのだけれど、大輪のダリアは牡丹みたいだね。こうして崩れかけた花は特にそうだ。日本画の華やかなやつを連想する。
キク科の植物というと、新宿御苑がすごい。あそこは秋になるといつも菊の展示をするんだけれど、それが品種改良技術の粋を極めたトンデモで、情熱の方向性が違うだけでこんなに変化しちゃうのか、という感じである。
一本の菊から何百もの花を咲かせてみたり、茎で自重を支えられないほど大きな花を咲かせたり、花びらが細長すぎて支えをつけないと萼から落ちてしまうほどだったり。果ては逆に短く細く地味な色の花びらを数枚つけるだけのものを侘び寂びと称したり。
実に面白いから過去の展示を見てみるといいよ。
http://fng.or.jp/shinjuku/event/kiku/kikukadan.html
東洋の方って絵画芸術でも豪奢の極みみたいなのと、シンプル過ぎてなんだかわかんない侘び寂びがあるよなぁって考えていた。
西洋の方だと派手さばかりになりがちだな。でもイギリスってワイルドローズとか自然のままな花も好きだから、そういう方向もあるのかなって。
ちょっと漁って見ても面白いかもしれないな。
というわけで、お出かけ行ってきます。