池袋東武で猫を見る 名古屋剛志
今日こそ文化村の話をしたかったんだけれど、先週間違えて持って帰ってしまった京都人が週末図録を持ってきてくれなかったので、別の話をしよう。
日曜日、また池袋に行ったんですよ。
そんで、東武百貨店に行ってみた。できた当初は日本一大きいデパートだった気がする。今はどうなのかな。でかければいいわけじゃないけど。
名古屋剛志さんという人の個展やってたよ。
チラシには載っていないのだけれど、「放蕩息子」という作品がとてもよかった。
名古屋剛志『放蕩息子』 | ギャラリーユマニテ(北九州市八幡西区黒崎)
これだね、ビー玉が散らばる中で黒猫が澄ました顔して毛づくろいしているの。かわいい。
この「気になる関係」というのも、黒猫バージョンもあってかわいい。私がお金持ちだったら白黒そろえたい。
桁が1つ下がらないと、とても手が出ない。金箔だしなぁ、そんなもんなんだろうなぁ。
こちらの「ふく」印刷だとぼんやり見える背景の横線みたいなの、魚でした。
金箔を貼り、それをヘラかなんかで押して線を刻んで魚の形を浮かび上がらせている感じ。かわいい。
展示は水曜までだから近くによったらのぞいてみればいいと思う。猫、すごくかわいい。
公式サイトは作品が古いのかなんか普通の新進日本画という感じだけれど、展示作品はどれもきれいで面白い。どことなくユーモラスな感じで、このおさかなとか絵本を見ているような感じもある。
日本画、それも金銀の箔を張ってあるのは印刷だと良さがかなり殺されてしまう。
生で見たほうが断然楽しいよ。