日曜も忙しいから簡単にだよ。
昨日ソールライターを見に文化村に行ったんだけど、ギャラリーで塩谷亮展がやってた。
ホキ美術館で見たなーって懐かしく。
ギャラリーなので販売してたけど、パンピーに手が出せる値段じゃなかったよね。
全体図は撮影可能だけど個別は不可ということなので簡単に。
この花の絵好きだな。
めっちゃリアルなんだよなー。
規約ね。
ホキは現代作家の超写実を集めてるとこで、そこに納めてる彼も描写力はすごい。
でも、こういう言い方はアレだけど、画家なんだから上手いのは当たり前で。写真みたいねぇ、というのは褒め言葉には当たらないと思うんだ。
写真みたいだなんて、写真の下位互換みたいだ。絵画ってのはモノマネコンテストじゃないんだ。リアルなだけが価値なら写真撮ればいいし、なんなら実物をポイって置けばいいんだ。
そうじゃないんだ。
リアルかどうかなんて関係なくて、そこから伝わってくるものが大事なんだよ。
そんで、伝わってくるものがある作品ってのは少ないよね。それはどうやって獲得するものなんだろう。表面的な薄っぺらさや、いかにもありがちな心の闇ごっことかエキセントリックな自分アピールじゃない、なにかって一体なんだろうか。
絵画を絵画芸術たらしめるなにかってなんなんだろうね。
それがわかったらそれだけで食って行けそうな気がする。